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第156話 4人

 翌朝、4人がそれぞれに起き出して来た。さすがに昨夜はセックス無しでみんなぐっすり眠ったようだ。  相変わらずロジに甘えて膝に乗ってキスしてもらっているミト。  奥の和室から手をつないでハジメとタカが起きて来た。 「おはようございます。」 タカは少し気まずそうにロジに挨拶している。 「みんなよく眠ったみたいだね。 爽やかな顔をしているな。」  ロジは特にタカに向けて言っているようだ。 タカの肩を抱き寄せながらハジメがキスして言った。 「改めて愛を確認したから。 タカは俺のものだよ。ロジが抱いても必ず俺の元に帰って来るから。  ロジ、随分良かったらしいじゃないか、セックス。 タカは開発されて益々いい男になったよ。 でも俺のものだからね。」 「ははは、もちろんだよ。ミトが私の嫁なのと同じだ。ミトが可愛くなってるよ。  どんな愛し方をしてくれたのか、気になる所だが。」 「お互い、だな。」  ミトとタカは呆れてキッチンへ食べ物を探しに行ってしまった。 「全く。あの男たちは何言ってるんだか。」 「でも楽しいね。タカ、キスして。」 二人、結構ディープなキスをした。  ミトはあまり、こだわりはない。好きだと思う人は何人いてもいいと思っている。

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