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宵さんのテク

「宵くん、ほら実継さんたち見て見て?」 「う?…ぁ…実継さん…」 「繋がってるね?」 宵は目を潤ませて実継を見つめ 「あ…宵くん…嘘…泣いちゃう?」 「実継さん…素敵。気持ち良さそう」 「え?」 「いつも余裕無いから実継さんが感じてるのを見れるの新鮮です」 「宵くん、強いね。嫉妬しちゃわない?俺は昴が抱かれてるのちょっと嫉妬しちゃう。俺にされるよりうっとりしてるんだもん」 「それは…そう思います。なんかこう…う〜ってうなりたい気分になります。でも、それより実継さんの気持ちいい顔が見れてなんだかドキドキします」 「宵くんも妬いてるね?そして強い。俺らも繋がろ?そしたらおあいこになるよ」 「はい」 「痛かったら言ってね?」 「うん。僕、上に乗りたいな…乗ってもいいですか?」 「最初から騎乗位?」 「好きに動けるから好きなんです」 宵は睦月にゴムを被せると、上に乗り腰を動かした。 「ちょ…ぁ、あんっ…なんで…攻めてるの俺なのに…声、出ちゃう」 「気持ちいいですか?」 「うんー、よすぎる。は…ぁ、そんな締めたらイっちゃうーっっストーップ」 「ストップ?」 「せ…セーフ。秒でイかされるところだった」 睦月の様子に昴が驚き 「え?むつ…き?」 「宵のテクに落ちたか」 実継は、笑った 「は…っは…っ…すごいね、宵くん。でも、その余裕なくしてあげるからね」 睦月は荒く息を吐きながら、宵の腰に手を回した

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