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2回戦目
体勢が変わり宵が下になると、睦月は宵に唇を一瞬合わせた
「…ん」
「もうしちゃったけど…キス、していい?」
「はい」
宵は両手を伸ばして睦月の首の後ろに手を回し口を開けて、睦月からの口付けを受け入れた。
入ってくる舌に感じて宵は乳首を尖らせ、陰茎を揺らした。
夢中でキスをしていると、隣から叫びにも近い嬌声があがった
「ああぁっ!実継さんもう、だめっ…僕…我慢、できない…っイクーーっ」
「昴…っう…!」
キスをやめて隣を見るとちょうど2人同時に果てたところで、宵ははじめて見る光景に目を丸くした
「実継さんすごい…僕がイキやすいのかと思ってたけど…実継さんが上手だったんだ」
「確かに。あーなんか妬ける!早く昴を抱きたい」
「実継さんも…そう思ってくれているでしょうか?」
「当たり前だよ!今すぐ奪い返したいくらい内心イライラしてるはずだよ」
「怖い…お仕置きされちゃう」
「大丈夫だって。逆に褒めてもらえるよ」
「え…?」
「俺は昴によく頑張りましたって言うつもりだよ」
睦月はニコニコ笑いながら宵の頭を撫で額に口付けた
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