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むーちゃん反省タイム

お風呂で実継と宵が体を洗い合っている頃、 雅宗と雫は向かい合って座っていた。 「雅宗、正座」 「…う。はい」 「ごめんなさいは?」 「…ごめん…なさい」 「何でごめんなさいか分かってる?」 「う…一瞬とはいえ実継さんに本気になってもうた…」 「そうだね。宵さんも俺も傷ついた。だからお仕置き」 「お仕置き!?お仕置きされるん?俺」 雫はベッドの端に両足を床につけて座り 「そ。ここにおしりが上になるように乗せて」 雫は両太ももを叩いて場所を示し 「な、何するん…」 「お仕置きって言ったらおしりぺんぺん?ほら、早く」 「う…わ、わかった」 雅宗はしぶしぶ雫におしりを差し出し 「この格好…恥ずかしいで…先輩」 「それもふくめてお仕置きでしょ?」 「なぁ…本当に叩くん?」 「うん。ほら、いくよ。ひとーつ」 パシンっ 「…い゛っ」 「ふたーつ」 「…あぁっ」 • • 叩いては撫でるを雫は繰り返し、雅宗は雫の容赦の無さに泣いていた 「ここのつ」 「いたぁいっやぁっっ許してーっ撫で撫でも怖いぃ」 想像以上に痛くて雅宗は泣き 「まだ、9回だよ?雅宗」 「もうせんっ!ごめんなさいっ」 「んーっ分かった。あと1回でやめてあげる。とーう!」 「んんーっ…ぅう…痛かった…先輩…降りてええ?」 「いいよ」 雅宗は降りるなり雫に抱きつき 「あーんっ…ごめんなぁ、先輩」 「よしよし、分かったから。後で宵さんにもごめんなさいするんだよ?」 「分かった。する」 雅宗はくすんくすんとすすり泣き、遠慮がちに雫を見上げ 「先輩、チュしてもええ?」 「いいよ。チュ好きだね、雅宗」 「うん。先輩…愛してるでめっちゃ好きやねん。捨てんといて?」 「大丈夫。俺も雅宗が大好きで愛してるから」 「んっ」 雅宗は欲しい言葉と口付けを雫からもらい幸せそうに表情を緩めた

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