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デレデレいちゃいちゃ
おどける宵を実継は愛しそうに抱きしめ
「宵、ありがとうな」
「?」
「いや…まさか俺の…その、飲むとは…」
「だって愛する実継さんのだもん…飲んで見たかったんです」
「そ、そうか…。嬉しいよ。そんな風に思ってくれて…。うん、確かにな…俺も宵のならいける気がする。で、どうだった?」
「ふふ。内緒です」
「よーいこのやろ」
宵の頭をわちゃわちゃと実継は撫でたくり、宵は子どものようにケタケタと笑い
「きゃははっ実継さぁん大好きですっ」
「すっかりご機嫌だな、宵」
「はい。実継さんとこうしている時がいちばん楽しいです。例え実継さんがおじいちゃんになっても愛してます。実継さんは?」
「ん?宵がおじいちゃん……。可愛いおじいちゃんになりそうだな、宵。俺がボケても宵のことは絶対忘れないよ、愛してる」
「このまま一緒に年をとりたいですね。ずっと側にいてください。もうどこにもやらないでくださいね?僕は実継さんの側にいるのが幸せです」
「ああ、約束する。どこにもやらないよ。家のこととか解決しなければならない問題はいくつかあるけど、ひとつひとつ一緒にクリアしていこう」
「はい」
宵は実継を見上げ目を閉じた。
実継は目を閉じる宵の唇に唇を合わせた
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