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明さんと理央くん 5

「う…ぁ…ちょっと…痛い……かも…」 ベッドに寝かされた理央は明の2本の指を受け入れていた。 感じる痛みに両手をあげて枕を掴み、足を突っ張り 「は…ぁ…っん…いた…い」 明は理央の太ももを優しく撫であげ 「理央、大丈夫。すぐに馴染みます。ナカ、開きますよ」 「んんっ…ったぁ〜…ぅう…っ」 「痛い?」 「うん。痛い…」 「慣れているのかと思ったけど…そうでもない?」 「ご、ごめっ…」 「いや、怒ってないよ?いつもはどうやって慣らしてもらっていたのかな?」 「慣らして…ないかも。泣いてるうちに気持ちよくされたかと思ったらイかされて…それで終わっちゃう」 「それは…本当にあまり大事にされてこなかったんだね…。こういうのもなんだけど、、逆に捨てられて良かったのかもしれないね」 「明さん…好きになっちゃったら困るからあんまり優しくしないでほしいな」 「俺は理央が考えているほど優しくないよ。俺はすごいワガママだし、パートナーの全部を知りたいからきっときついよ」 「優しく感じる…けど」 「でも、逃げられちゃった。やっぱり束縛が嫌だったのかな?あの子は…。ねぇ、理央?泣くほど痛いえっちも世の中にはあるけど、泣くほど気持ち良すぎるえっちもあるの知ってる?」 「え?」 「してみようか…そんなえっち」 理央は急に恥ずかしくなり、戸惑いながらも頷いた

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