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明さんと理央くん 10
「ん…んん…明さん。ごめ…なさい。も、らめ…舐められながら舐めるの難しい…集中、れきないよ」
「あれ?もう根をあげちゃうの?理央」
んー…理央は堪え性があまりないのかな…
まぁ無理も無いか…当たり前だけど、この子は詩乃とは違う
俺を心から愛しているというわけじゃないから俺のために頑張るのが心地いいという気分にはならない。
ここまで頑張れただけでもたいしたものだけど、頑張るのにも限度がある。
同じMだけど、理央は詩乃じゃない。
重ねて考えてはだめだ
「明さん、ごめん…なさい。理央、もっと頑張るから…嫌いにならないで?」
「これくらいのことじゃ嫌いにはならないよ。理央、きみを抱こうと思ったくらいなんだから大事にはする」
「本当に?」
「本当だよ。残念ながら…俺には忘れられない人がいるから理央を好きにはなれないけど、嫌いにもならない。理央との関係をこれきりで終わらせる気はないから我慢はまた次回練習しようか?」
「次も会ってくれるの?」
「ああ。後で連絡先も教えてあげる。ところでそろそろ俺と繋がりたい?」
「うん。してみたい」
理央は明のかたわらに正座し、素直に頷いた。
ごめん、詩乃…一線をこえるよ
明は正座する理央の両手首を掴み、そのまま理央を仰向けになるように後ろに押し倒した
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