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そして、時が過ぎていく
うっとりしながらうっすら涙を浮かべる宵の目元に実継は口付け
「気持ち良さそうだな?宵。気持ちくて涙が出てきたか?ん?」
「うん。気持ちいいです。もっと」
「分かった」
「ああっ…ぁ…っんんっ…いいっ…いいよぉっ。実継さんだいすきっっ愛してます!」
「宵…可愛いな。俺も好きだ。愛してる」
「んぁっ…あっ…あっ…もっと…もっとくださいぃっ」
宵のよがる声がゲストルームまで響いていた。
ゲストルームのベッドで頬杖をついてピロートークをしていた雫と雅宗は宵の気持ち良さそうな声に気づき、微笑みあい
「仲直りしたみたいやな?」
「そうだね。宵さん気持ち良さそう」
「よかったなぁ」
「うん。2人が幸せだと俺らも嬉しいね?むーちゃん」
「せやな!あー…安心したら眠なってきたわ。そういえば明日、俺ら休みやけど臣くん退院やんな?次、出勤のときはもうおらんとかさみしいけどよかったなぁ?臣くん」
「そうだね?外来にはまだ来ないとダメだけどとりあえずよかったよ」
「みんな幸せなんはええことやんな?明日もいい1日やとええな?おやすみぃ、しー先輩。んっ」
雅宗は目を閉じて雫がキスをしてくれるのを待ち、雫も目を閉じて雅宗の唇に唇を合わせ
「…ちゅ……」
宵の喘ぎ声をバックミュージックに2人は抱き合って眠りにつき、宵と実継は時が過ぎるのを忘れて互いを求め合った
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