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臣 リサーチ

無事にはじめてを迎えた2人は疲れて爆睡し翌朝を迎えた。 「おはよ、由宇」 「臣…っ。う…いてて…」 由宇は腰が痛み、さすった。 「大丈夫?」 「やな痛み…。尿路感染じゃないといいけど…」 「熱は?」 「ない」 「由宇、それ…たぶんえっちの後遺症みたいなもんやけん。心配せんでもよかよ?」 「えっちの後遺症って…」 「むーちゃんがそう言ってたと。ネコちゃん側は腰に負担かかるそうやけん、今日はオレに甘えてゴロゴロしとってよかよ」 「そういえば、夕べ周防さんと大雅さんに聞いたって言ってたよな、臣」 「うん」 「いつ聞いたんだよ」 「んー…何ヶ月か前?由宇が好きやったけん、本とかネットでは調べとったけど、よく分からんかったとよ。で、いつでもそうなれるように教えてもらったと」 「え…。それって俺に告る前からリサーチしてたってこと?」 「うん」 「無駄になるかもしれないのに?」 「想像の中では由宇を何回も犯してたとよ」 「え…」 「想像より由宇、可愛いかったと」 臣の言葉に由宇は照れ、ニコニコと臣は照れる由宇を見つめ 「恥ずかしかったけど2人にリサーチして正解やったと。おかげで想像以上の幸せなはじめてを過ごせたばい」 「その…よく、聞いたな?臣。なんて聞いたんだよ?」 「うん、あのね…」 臣は話し始めた

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