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第18話
「っは、あっ……ぁ、〜ッ!」
「これ気持ちいい? 前立腺だって。ちんちんも固くなったねぇ」
「なっ、ぁ、ゃ、これ……っん、きもち……っ!」
「射精していいよ。あ、でもイクときはちゃんと『イク』って言ってね」
壮五は枕を掴み、背中を反らす。
初めての感覚は怖いはずなのに、早くそれを知りたい。
「〜っ、ぁ、い、く……いく、イク……──ッ!!」
「おぉ、出たねぇ」
ガクガク体を震わせ壮五は絶頂した。
結心は舌なめずりをして、呼吸が整う前の壮五に更に快楽を与えていく。
「あ゛っ、ぁ、やだっ、ぁ、まって、待って……ッ」
「あと三回頑張ろうね」
「さん……っ!?む、り……無理だって、結心まじで、っん、ぁ、ぁ……っ」
結心は自身のペニスを勃起させながら、壮五の体の準備を続けた。
壮五はすぐに二回、三回と絶頂を迎える。
ゼェゼェ呼吸をしている間に、『この柔らかさなら入るのでは?』と結心は二本目の指を挿入した。
するとそれは案外簡単に入り、僅かに口角を上げる結心と、違和感に顔を引きつらせた壮五。
「っ、い、今、何したっ」
「指増やした」
「なっ!? 今日は、一本って……!」
「でももう入るし、痛くないでしょ?」
「うっ、ぁ、あ……!」
「あと一回ね」
二本の指を中で広げられた。
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