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手榴弾が宙を舞い落ちる瞬間に爆発した。 時計は2:50を指すところだ。 「はぁー任務完了」 敵対する組織の暗殺を依頼された。 俺は凄腕の暗殺者と言われているが果たしてそうなのか、疑問が残る。 茨の組織と呼ばれこのストロー州でこの名を聞けば逃げるか死ぬかのどちらの選択肢も選ばせないほど無鉄砲な組織と言われている。 まぁだろうな。 茨の組織のボスは マイケルという。 彼は色男だ、会えば両脇には女がいて、さぞ楽しんでらっしゃるようだ。 マイケルの命であれば俺は従う。 だからといってこの状況は困るが。 「ボス、任務完了報告したと赴いただけです、あっ//」 「グリシャいいか、これは私の命令だ、足を開いて俺にいいようにされろ」 「………それはその望みは……」 「お前を拾ってあげたのは俺だろ?」 今の現状を説明するとボスと数人の幹部がいる部屋に暗殺としての任務報告をしにきたところ俺はボスに手をとられ抵抗もできないまま床に伏せられた。 そしてその上に乗っかり隙間から俺のあそこを揉んでいるところだ。 数人の幹部は楽しそうにその様子を見ていた。 「たしかグリシャは任務内で男と遊んだことがあるんだよな?」 「任務を遂行するために、仕方なく」 「俺に忠誠をしていながら他の男に股を開いたのであれば」 「お待ちください、股は開いておりません、俺が気持ちよくしたのです、そしてそのまま死を」 「むごいやり方だ、仕置きが必要かな?」 ボスの顔は歪んでいた。 いや、考えが歪んでいたのかもしれない。 15の知識ではまだボスがなにを考えているのか分からなかった。 俺はその夜4人の男に喰われた。 朝日が睡眠の邪魔をした。 「体いてぇー」 ふぅー。 ベッドの上に寝転んでいると扉が開いたのでベッドの脇に隠れた。 「どうもってお留守ですか?」 「ノックは必要だと思うが」 「すみませんね、グリシャさんボスから伝言です、えーと『昨日はご馳走様、君にぜひお願いしたいことがあって、今度一人でこちらに来る花咲翔太、日本人だね、彼を捕まえてほしい、難しかったら足の1本や2本は仕方ない』と頂きました」 「花咲翔太、誰だそれ?」 「情報屋によりますと腕の立つ剣士だそうです、あと不思議な力も使うとか、カロン州の大統領と友人だそうです」 「そんなやつが1人でのこのこストロー州にくるのか?」 「入ってきた情報によると、ストロー州の軍人を何人か鍛えにきたそうです」 「……というかそいつも軍人か?」 「えっとその記述はなく外交というのだけあります」 「外交官が軍人を鍛えにくるなどおかしな話だな」 「そうですね、まぁそういうことです、もう少し詳しい話が聞きたい場合は情報屋に」 「自腹だからいい」 「そうですか、では到着は本日の18時頃です」 「わかった」

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