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亮介視点 おまけ
この人、ホントに俺のこと好きだな。
「……あー……顔がイイ」
いや、訂正。
この人、ホントに俺の顔、好きだな。
この人——松原彰先輩は、俺の所属する一つ上のサッカー部の先輩だ。
ほぼ毎日会うが、先輩は常に俺を見ている。
正確には、俺の顔を。
先輩はどうも俺のことが好きらしい。多分、恋愛的な意味で。
告白してくる女子や、たまに男と同じ、目に熱が籠っているから。
ただ、顔が良いとは本人が意識して言っているのかはわからないが俺に直接言うが、好きだと告白された事はない。
俺としても、先輩を好きなわけではないので直接聞いたこともないが、多分先輩は俺の事を好きなんだろう。
放課後の今も、肉まんを奢ってくれると言うのでコンビニの前で一緒に肉まんを食べているが、先輩の視線は俺に釘付けだ。
肉まんを頬張り、視線だけ俺に向けて口元をモゴモゴと動かしている。
「……顔がいい」
「……」
俺は幼少期から常に顔が整っていると言われてきた。
事実良くモテたし、芸能事務所からスカウトを受けた事もある。
芸能界も誰かと付き合うのも興味がないので全てお断りしているが、顔が良いという先輩の言葉もその通りなんだろうと思う。
自分の顔を見ても、ああ自分の顔だとしか思えないが。
俺としては、どちらかと言えば自分の顔より先輩の顔の方が好ましく感じる。
今も俺に見とれながらモゴモゴと口を動かす姿は、俺と同じ体格のくせに小動物のように感じる。横に長い俺の目より、先輩の少し丸みのある目の方が愛嬌があり、同じ男だが可愛いと思えるから不思議だ。
ただ、先輩の事は先輩として好ましく思ってはいるが、恋愛的な意味で好きかと問われれば違うと答える。
先輩、男だし。まぁ、それ以前に誰かと付き合いたいという気持ちがない。
「……あー……顔がいい……」
今はサッカーをしながら、俺の顔を褒めまくる先輩と放課後を過ごすぐらいで良い。
そう、思っていた。
先輩が卒業するまでは。
はじめに感じたのは、小さな違和感だ。
なにか物足りないな、と。
何が物足りないのかはわからないが、なんとなく部活中に周囲を見渡す事が増えた。
見渡しても違和感の正体はわからなかったが、ある時周囲を見渡す俺に、部員に誰か探してるのか? と聞かれてああ、と思った。
先輩だ。松原先輩。
俺の身体に纏わりつくような先輩の視線がない事が、違和感の正体だろう。入部してから毎日毎日俺の顔を見ては顔が良いと言い、先輩の視線を感じていない日は無かったから。
とは言え、気が付いてももうどうにもならないが。
俺は案外、先輩の事が好きだったのかもしれない。
それから卒業するまで、違和感が消える事はなかった。
大学に入学してからは、違和感を感じる事は少なくなったが先輩を思い出す事が増えた。
松原先輩は、今何してるんだろう、とか。先輩、肉まん好きだったよな、とか。
些細な事ばかりだが、思い出しては先輩に電話でもしようかと考えては止めてを繰り返した。
松原先輩は高校を卒業後、確か大学に行かずにそのまま就職したはずだ。大学生の俺とは違って忙しいかもしれない。それに電話して何を話す?
そう思えば思う程、連絡することが出来なくなった。
そして俺は、大学四年生になり告白してきた女性と付き合うことにした。好きだったわけでは無いが、なんとなく付き合っても良いかと初めて思えたからだ。
美人ではないが愛嬌があって、一緒にいても苦にならない。なんとなく誰かに似ている気はしたが、深くは考えなかった。
そして三か月付き合って、ホテルに行くことにした。キスはしていたが身体の関係はまだ無かったので、そろそろ良いかと思ったからだ。
そして、ホテルに行き……失敗した。
彼女とベッドに入り、押し倒して……違う、と。
先輩じゃない、って。
その時気が付いた。
彼女が誰に似ているのか。
先輩だ、松原先輩。愛嬌があって、俺を好きだって目で見てくる、俺の先輩。
俺は彼女に謝り、その場で別れた。
彼女は悲しそうではあったが、素直に同意してくれた。
五年、五年だ。
正確には四年と数か月だろうが、これだけ経って気が付くなんて自分が信じられないが……俺は、松原先輩が好き、なんだろう。今も。
……電話しよう。
今更番号が繋がるか分からないが、繋がらない時は昔の部活仲間に連絡を取り聞けばいい。誰か一人くらいは新しい番号を知ってるだろう。
先輩に彼女、または彼氏がいてもかまわない。
俺の顔をあれだけ好きだったんだ。
押して、押して、押しまくって奪い取れば良い。
そう決めてホテルを出た俺は、偶然にも駅前の商店街通りを歩く松原先輩を見かけて声をかけた。
——ああ。
これって、運命みたいだ。
◆
先輩をなんとか言いくるめ、いや、先輩とお付き合いをすることに成功した俺は、我慢できずに先輩をラブホテルの一室に入るなり襲った。
お互いのチンポを手で扱き、俺のチンポをフェラして貰い、その後汗と精液でドロドロになった服をお互い脱ぎ去り、全身赤く染まった先輩をベッドに押し倒した。
ああ……俺の下にいる先輩、すげぇかわいい。
「彰さん、好きです」
涙目の先輩——彰さんが俺の顔を見つめたまま小さく頷いた。
「……俺も」
あー……かわいい。
さっき彰さんに舐めてもらったのに、もうバキバキにチンポ勃起した。
キスしたい。彰さんと、キス。
さっき俺のチンポを舐めた唇に唇を寄せると、彰さんは眉を寄せて慌てて顔を横に向ける。
「……俺、さっきお前のチンポ舐めたんだけど」
「そうですね」
「イヤじゃね?」
彰さんの顔を見下ろして、首を傾げる。
どうして俺が嫌がると思うのか理解できない。彰さんに飲んでほしいと頼んだのは俺だし、彰さんの口の中に射精したのも俺だ。
「別に、嫌じゃないです。それより、俺は彰さんとキスしたいです」
彰さんの頭の横に左肘をついて、横を向いた彰さんの顎を右手で掴んで自分の方に向けさせる。頬を赤く染めた彰さんの瞳に俺の顔が映り……ああ、これだ。この感覚。
彰さんに見られている、そう思うだけで身体中に熱が回る。
……ああ。本当にヤバいな。
彰さんに見られてるだけで勃起が治まらない。彰さんのケツに俺のチンポをぶち込んで、さっきより可愛く鳴かせてやりたい。
そんな俺の気持ちを知らずに、彰さんは俺の顔を見つめ目を細めた。
「……くそ……顔がいい……」
眉を寄せ、少し悔しそうな表情をした彰さんの言葉に思わず笑みが深くなる。
ホント、この人俺の顔好きだな。
「彰さん」
名前を呼んで、彰さんの唇に口づける。
柔らかい感触。
閉じられた唇を舌でこじ開ける。
「……ん……っ」
あー、確かに。少し苦味を感じる。
こんな苦い精液を飲まされて彰さんイったのか。
ハハ、なんだそれ。……すげぇ、エロい。
彰さんの顎から手を離し、首筋、胸へと指先で触れていく。
触れてもいないのに勃起した乳首を人差し指でピンッと弾いた。
「っ」
俺にキスされたまま、彰さんはビクッと身体を震わせ息を飲んだ。
あー……かわいい。すげぇ敏感。
彰さんの下唇を自分の唇で挟む。そしてベロっと彰さんの唇を舐めた。
「彰さん」
「ん……っ」
唇を軽く合わせたまま名前を呼び、彰さんの乳首を指で摘まむ。
くにゅ、くにゅと指の間で押しつぶすように捏ねると、彰さんの身体がびくびくと小さく跳ねた。
「あ! っ……ん♡」
彰さんの唇から甘い声が上がる。
気持ちいんだ?
「彰先輩、気持ちいい?」
「っ……ぁ、わ、かんね……っ♡」
わからない、か。
随分気持ちよさそうに見えるけど。
「ふーん? そうなんですね」
ギュッと彰さんの乳首に爪を立てる。
「ヒッ! あ、ンっ♡」
先ほどより高い喘ぎ声を上げ、彰さんの身体が俺の下で一際大きく跳ねた。
彰さんの唇に一度口づけ、耳元に唇を寄せる。
「俺には、気持ちよさそうに見えますけど」
「っりょ、すけ」
耳元で囁き、舌を耳の穴に入れる。
「ひっ!」
ぐちゅ、ぐちゅとわざと音を立てて舐め、耳たぶを食む。
彰さんは身体を捩り逃げようとするけど、俺に乗りかかられてるから動けない。
「彰さん」
「ッ♡み、みみやだっ」
子供みたいに首を降って、彰さんは俺の舌から耳を退けようとする。
ハハ、ホントかわいい。
俺は耳たぶに一度歯を立て、首筋に舌を這わせた。
「ん~……なら、ここなら良いですか?」
乳首をくにゅくにゅと指の腹で押し潰していた手を離し、俺の腹に押し付けられている彰さんの勃起したチンポを掴む。
「あっ! ンっ……♡」
さっき出した精液と先走りでぬるぬるしているチンポを扱く。
彰さんのチンポは俺のよりは確かに一回り程小さいが、それでも一般的なサイズだと思う。
さすがに他人のチンポを見たことがないので比べようもないが、昔友人に見せられたAV男優のチンポと同じくらいなので、多分そうだろう。
チンポを扱きながら、首筋から胸へ舌を這わせる。。
ピンっと勃った乳首にふっと息を吹きかけ、舌先で乳首のまわりを擽る。
「ぁっ……♡ん、っ……はぁ♡」
舌先でくにくにと乳首を押し潰し、乳首に優しく歯を立てる。
「アッ! ンっ、はぁ……っ♡」
「……ん、はぁ……ね、彰さん。チンポとおっぱい、どっちが気持ちいいですか?」
両方気持ちよさそうだが、あえて聞いてみる。
「こうやって乳首を舐められるのと」
ベロッと舌で押し潰すように舐め上げる。
「チンポ扱かれるの」
舌で乳首を舐めるのは止めずに、彰さんのチンポの鬼頭を親指で少し押し潰すように扱く。
「ァァッ♡ ふッ、んっ♡」
「ねぇ、どっちがイイですか?」
「ば、ン、ぁっ、はぁ……ッ♡りょ、ほうっ♡りょうほうっ♡いぃっ♡」
「どっちもですか?」
何度も何度も彰さんが首を縦に振る。
あー……ホント可愛いな。この人。なんでこんなに可愛いのに、気が付かなかったんだ?
っうか、チンポイライラすんの我慢できねぇ。
俺は彰さんの乳首をかりっと一度噛み、チンポから手を離すと身体を起こした。彰さんの股の間に座り込み、両膝を掴み左右に開いた。
「な、なに……?」
びっくりしたような表情を浮かべた彰さんに微笑む。
「彰さんの、綺麗な色してますね」
「へ?」
窄まったアナルを指で押さえ、中には入れないが指先で突っつく。
「ひっ!」
男のアナルとか見たいとも思わなかったけど、彰さんのアナルは綺麗だし、エロく感じる。
「ココに、俺のチンポぶち込むんですよ」
あー……ホント、早く突っ込みたい。さすがにこのまま突っ込んだりしたら大惨事だろうけど。
「え? はぁ?」
俺の言葉が理解できないのか、彰さんが何度も瞬きをする。
くにくにと回すように指の腹でアナルの縁を捏ねながら、俺はとりあえず彰さんに向かってニッコリと笑みを浮かべた。
途端に彰さんの動きが止まり、俺の顔に釘付けになる。
「……か、顔が……いい」
チョロいな、この人。まぁ、そこが可愛いけど。
俺は枕元に置かれているローションのボトルを手に取り、手のひらに出す。
少し揉むように手のひらにローションを広げ、先ほど触っていた彰さんのアナルに再度手を伸ばした。
「っ!」
滑りを帯びた指先がつぷっと彰さんのアナルに入る。
「な、な、な……」
指先を少し潜り込ませ、すぐに抜いて。何度かソレを繰り返した。
「りょ、りょうすけ……?」
恐る恐る名前を呼ばれる。
「なんですか?」
「え、な、なにしてんの……?」
何をしているのか、か。
「そうですね」
アナルに潜り込ませた指先を、グッと中へ押し込む。
「ヒッ!」
指一本、指の付け根までグッと押し込んで俺は彰さんに微笑んだ。
「彰さんのケツに俺のチンポをぶち込む準備をしてます」
「…………」
目を見開き、口を大きく開けたまま彰さんの動きが止まった。
その隙に、中に押し込んだ指を大きく円を描くように回す。
「ッ! ンッ! な、えっ……っぺ、ペットボトル……?」
ペットボトル、ねぇ。
「大丈夫です。ペットボトルよりは小さいんで」
さすがにペットボトルも無いんだが、彰さんの目には俺のチンポがペットボトルサイズに見えるようだ。
彰さんは俺の言葉に急に顔色を変えると、足をバタつかせて声を張り上げた。
「むっ! 無理無理無理ッ! ケツは出すところであって入れるところじゃねぇから!」
「ハハ、面白いこと言いますね」
「事実だから!」
叫ぶ先輩のアナルから差し込んでいた指を引き抜き、すぐにまた差し込む。
今度は、二本一気に。
「あぐッ!」
狭い肉壁を無理やりこじ開け、指の付け根まで押し込んだ。
「入らないなら、入るようにするんですよ。ね?」
顔を顰めた彰さんに微笑んだまま、俺はアナルに入れた二本の指を軽く揺すった。
「ば、ッかやろ……ッ!」
「ハハ、まずはこっちに集中してください」
いつの間にか元気のない彰さんのチンポを、アナルに差し込んでいない方の手で掴む。カリ首の所にある溜まった皮と一緒に手を上下に動かした。
「あっ、んっ……っ♡」
やっぱりチンポの方が気持ちいいんだろう。
途端に彰さんの苦し気な表情が緩んだ。
亀頭を親指と人差し指の間に挟み、少し捏ねるように揉むと肉壁が動いて俺の指を締め付ける。
俺は指を回すように動かし、指でひっかく様に肉壁を弄った。
「ッ!」
お腹側を指で引っ搔くと、ビクッと彰さんの身体が突然跳ねた。
ん? これって……。
反応があった場所の少し硬い所を、トントンと軽くノックする。
「ヒィッ! あぁぁッ!」
彰さんの全身に力が入り、指をギューッと締め付けられる。
ココか。彰さんの気持ちいい所。
俺は硬いしこりの様な部分を指で押したまま、小刻みに動かした。
「ァあっ♡ぐッ♡」
「彰さん、気持ちいいですか?」
「ッ♡わ、かんねぇっ♡でもっ、ンッ♡もれそ、ぅ♡」
「いいですよ、出しても」
肉壁の硬い部分をグッと押し、俺は彰さんのチンポの穴にグリッと爪を立てた。
「あああァッ♡」
ビクビクッと身体を痙攣させ、彰さんが高い声を上げるとチンポからびゅるるっ、と勢いよく精液が飛び出した。
「いっぱい出ましたね」
チンポから手を離し、べったりと彰さんのお腹に掛かった精液を肌に塗りつける。
ぬるぬるした感触が気持ちいい。
あー……もう、いいよな?
彰さんのナカから指を引き抜き、枕元に手を伸ばす。
シンプルなパッケージのコンドームを手に取り、彰さんに顔を寄せた。
「彰さん、じっとしてて下さいね」
はぁはぁと荒く息を吐く彰さんの頬に軽く口づけ、コンドームの封を切り自分のチンポにつける。
ハハ、俺のちょっと触っただけで出そうなくらいだ。
さすがにすぐにイかないようにしないと。
バキバキに勃起した自分のチンポを軽く擦り、俺は彰さんの左足の膝裏を掴むと少し持ち上げ、足を肩にかける。
「はぁ、はぁ……な、ん……?」
「ちょっと苦しいかもしれませんが、我慢して下さいね」
彰さんに向かってにっこりと満面の笑みを浮かべると、彰さんは荒く息をついたままうう、と小さく呻いた。
「く、そっ……はぁ、はぁ……顔が、いい……っ」
「ありがとうございます」
う〜ん、ホントこの人俺の顔好きだな。
この状況でもそう言える彰さんに関心してしまう。
あーでも、そうだな。
彰さんと目を合わせたまま、内心頷く。
俺も、彰さんが俺を見てるってだけでイキそうになるんだから似たようなモノか。
張り詰めた自分のチンポを掴み、彰さんのアナルにチンポを擦り付けた。
「ッ……!」
「彰さん、力抜いて下さい」
何往復かアナルの縁をチンポで擦り、ナカにチンポの先を押し込む。
「ぅぐッ!」
「……ッ」
ローションの滑りを借り、チンポがゆっくりとナカへ押し込まれる。
「ぐっ、ぅ、ぅっ」
「っ、すいま、せんっ」
チンポを包む肉壁がぐにゅぐにゅと動きチンポを締め付ける。
くそっ、すげぇイイ。
気を抜いた瞬間、すぐにイッてしまいそうだ。
ハァと一度大きく息を吐き、グッと腰に力を入れてチンポを奥へ突っ込んでいく。
「ッ! あ、はいっ、ってぇ」
「……はぁ、あー……ええ、はいってます。俺のチンポ、彰さんのナカに」
俺のチンポを半分ぐらい飲み込んだアナルの縁を撫でる。
「ン、はぁ……腹、すげぇくるしい……」
「ハハ、まだ全部入ってないですよ」
「へ……?」
目を見開いた彰さんに微笑み、俺はまたゆっくりとチンポを奥へ、奥へと押し込んでいく。
「ぁ、ぁ……ぅ」
あともう少しで全部はいる、と言うところで止め、軽く腰を揺する。
「ぁ、ぁ、ぁあっ」
「彰さん、キス。キスしたい」
顔を近づけ、唇を寄せる。
「ぁ、ん……ぅ……?」
彰さんは小さく声を上げ、近づけた俺の唇にはぁと熱い息を吹きかけた。
「彰さん、キスして」
俺がそう言うと、彰さんは目を細める。
「……ん♡」
ちゅっ、と唇に一度彰さんの唇が触れる。
「もう一回」
「ン♡……ぁ♡」
ちゅっ、ちゅっと彰さんが啄むように俺の唇にキスをするが、かわいいけど物足りない。
ベロっと舌を出し、俺から彰さんの唇を舌先で突くと、彰さんの唇が俺の舌を挟んだ。
「んぅ♡ぁ、あ♡」
弱い力で舌先を吸う彰さんの口内に舌をグッと差し込み、舌を絡める。
すると少し俺のチンポを締め付ける力が弱くなったので、俺はゆっくりと腰を引いた。
「~~っ、ぁっ♡」
トン、とナカを優しく突く。
トン、トン、と肉壁を突くと、ナカが俺のチンポに絡みついてくる。
「……っ、はぁ……あー、すげぇ、気持ちいい」
ぎゅっ、ぎゅっとチンポを締め付けてくるのがすげぇ気持ち良い。
「ぁ、あ、ン♡りょ、すけぇ♡」
「っ、どうしました?」
上気した頬、潤んだ瞳。
かわいい顔で俺の名前を呼ぶ彰さんに俺の声も甘くなる。
「あ、ぁ……っ♡おれ、ッン♡」
「はい」
「き、もちい……っ♡」
ポロっと彰さんの頬に涙が伝う。
ああ、この人。ホント。
グッと腰を引き、少し俺は息を吐き出す。
そして一気に押し込んだ。
「~~ッ♡」
パンッと肌を打つ音が高く鳴る。
パンッパンッと強くナカを叩くように突く度、彰さんの背が仰け反る。
「あ、あ、あっ♡ひぅっ♡」
「ッ、はぁ……ホント、かわいい」
あー、ホントかわいい。俺、五年もなにやってたんだ?
っうか、ハハ。そうか、俺。
パンッと奥深くを突き、ぐりぐりと内壁にチンポを押し付ける。
「俺も、はぁ……ッ、きもちいいですッ」
「あ、ンぅ♡はぁ、ぁあ♡」
腰を小刻みに揺らしながら、彰さんの額に唇を落とす。
——俺、彰さんが初恋だ。
「はぁ、はぁ…彰さん、好きです」
「っ、ぁ♡ん、ん♡おれ、も♡」
彰さんの腕が俺の首に回り、俺に抱きつく。
かわいい。すきだ。
あー……やべぇ。もう、出る。
腰を引き、ナカを抉るようにドンッとチンポを押し込む。そして彰さんのチンポを掴むと少し乱暴に上下に扱いた。
「あ! ッああッ♡」
「はぁ、はぁッ彰さんッ」
パンッパンッと肌を打つ音が大きくなる。
「あ、ぁぁあッ♡も、イッ♡」
「ッ、いいですよッ俺もッ」
ああ、くそっ。もう、出るッ
パンッッ、一際高い音を鳴らし、奥へ奥へと腰を押し付けた俺のチンポをギュウッ♡と肉壁が絞り上げた。
「ぐっ……ッ!」
彰さんの身体を片手で強く抱きしめ、コンドームのナカへ精液を吐き出す。
それと同時に、彰さんの身体が大きく痙攣した。
「あ、ァぁ♡~~~~っ♡」
手の中の彰さんのチンポから、ぴゅるるっと白濁した液体が俺と彰さんの腹を汚す。
「……ぁ……ぁ……♡」
ビクビクと痙攣し、俺のチンポに絡み突く内壁をゆるくチンポで擦る。
あー……やばいな。
「ねぇ、彰さん」
さっき吐き出したばかりのチンポがまた芯を持つ。
初恋。初恋か。
「もう一回、いいですか?」
「……ぁ……もう、む」
「彰さん」
目を合わすように顔を覗き込むと、彰さんが眉を寄せる。
「ぅぅ……顔が……」
一種の病気かもしれないな、この人。
まぁ俺も似たようなものか。
成就した初恋に浮かれた俺は、彰さんの頬に口づけてまた腰をゆっくりと揺らした。
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