ツプっと入ってきた指先をハフハフしながら受け入れる。 　内壁はもう既に受け入れる準備が出来ていてトロトロふわふわしているのだが、琉生は傷をつけてはいけないと丁寧にそこを解していく。 　前立腺を撫でられた佑里斗はその度に甘く達していた。 「はぁ、あ゛……ぅ、ぁ……い、く……ッ！」 　何度目かの絶頂。 　もう今すぐにでも琉生のそれがほしくてたまらない。 　 「ちょ、だい……琉生の、早く……っ」 「……」 「も、我慢できないぃ……」 　ポロポロと涙を流してそう言った佑里斗に、琉生はグッと奥歯を噛み締める。 　 「四つ這いなれる？」 「んっ」 　琉生にそう言われ、ゆっくりとうつ伏せになって腰を上げる。 　そうすると琉生がゴクリと唾液を飲み込む音が聞こえた。 　恥ずかしいけれど、そこが勝手にクパクパと開閉して彼を誘っていることが分かる。 「っ、はやく、」 　後ろを振り返り、そう言った佑里斗の腰を琉生の両手がガシリと掴んだ。 　ピトッと先端が宛てがわれる。 　それは押し広げるようにゆっくりと入ってきた。 「は……ぁ、あ、あ……！」 「っはぁ……」 　少し入るとそこで止まって、馴染めばまた奥まで進む。 　トン、と奥の壁に先端が当たると佑里斗はビュクッと射精して、キュッと琉生のそれを締め付けた。 「ぁ、あぅ……は、き、きもち、んっ、ぅ」 「っ、」 　息を詰めた琉生は、背中を屈めると佑里斗の肩や項に唇を落としていく。