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勉強会

「飽きた〜!!」 「はえぇって。」 勉強道具をほっぽりだして寝転がる。 勉強会するときはいつもこう。2時間もすれば俺は飽きて、親友にちょっかいをかける。 太もも撫でたり、二の腕揉んだり、色々やっても大抵無反応だけど。 今日は何してやろうかな。 「えい。」 脇腹をつついてやると、ぴくりと反応。 お〜? 「えいえい。」 続けざまに脇腹をつつくけど、もうこれといった反応はない。急に触られてびっくりしただけらしい。 「つまんな〜い。」 親友は黙々と宿題をやっている。 俺のこと眼中に無いって感じ。むかつくな〜。 新しいイタズラを思いついて、起き上がって親友の背中に抱きつく。あっついなこれ、でも気にしない。 肩に顎を乗せて話し掛ける。 「ねえねえ、おっぱい揉んでいい?」 「はあ?」 これには親友も反応を返してくる。 俺の勝ち〜。 ほくそ笑んでると、親友が勉強の手を止めないまま文句を垂れてくる。 「ねぇモンをどうやって揉むんだよ。バカ言ってないでさっさと終わらせたらどうだ。」 「かちーん。」 今のはカチンときた。 馬鹿に馬鹿って言われるのムカつく。 それに、 「ここにあるだろーがよぉ〜ッ!!!」 親友の服の中に手を入れて胸をわしづかんでやる。 立派な雄っぱいさせやがって。なにが無いだ。 「どわぁっ!?」 「ふは! 色気のねー声。」 大袈裟に反応した親友に気が良くなってそのまま揉みしだいていると、指先に何か皮膚じゃないものが掠めた。 「ん? なにこれ。」 なにか確かめるために爪先でそれがあっただろう場所を引っ掻くと、 「ひぁんっ♡」 親友が喘いだ。

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