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あずさ、蒼炎に怯える

突然入ってきた龍臣さんのお父さん… あんまり関わったことはこの3ヶ月なかったけど、改めて近くで見ると怖い、、 組長だから怖くて当たり前。だけど、怯えずにはいられない 「そう怯えなくてもいい…龍臣の…名前はあずさ、と言ったか?」 「はい、あずさです」 名前…覚えてくれたんだ ちょっと嬉しいかも… でも、いったい何をしに?怒りに来たのかな… 龍臣さんがいないのに勝手に発情してこんなにフェロモンを撒き散らして… あずさがそう考えていると、蒼炎はあずさの前に片あぐらをかき手をあずさの前にズイっと出した 叩かれるっ、!! 近づく手を恐れて、両手であずさが顔をガードするとそのガードしていた手を引っ張られ蒼炎のあぐらの中へと引きずり込まれた。 「へ?」 「不快かもしれんが許せ」 「な、な?っぁ…んぁっ」 蒼炎はそのままあずさの唇を奪い、深く口付けていった 「…ん…っ…ぁ…ゃっ……らっ」 「あずさ、龍臣にキスの仕方は教わらなかったのか?そんなキスじゃ龍臣を満足させられんぞ。舌を絡めに来い」 「…いやっ」 「では聞くが、そのフェロモンはどうする気だ?自分でコントロールできるのか?」 「でき…ません。抑制剤…ください。たぶん強い抑制剤を飲めば…っ」 「無駄だな。こんなにも強烈なフェロモンはある程度αがいじってやらねーと抑制剤ごときじゃ抑えられない」 「蒼炎さんとするわけにはいかないです…っ。龍臣さんと約束したから!蒼炎さんにも誰にも足は開けないよっ」 「そんなことは分かっている。最後まではしない。あくまでもフェロモンを抑えるためだ」 「で、でも…」 「このまま放置して男衆にレイプされるのがお望みか?」 「そんなのいやっっ」 レイプって…でも、ありえない話じゃない。 怖いよ…龍臣さん。 あずさは腰元を蒼炎に抱かれながら体を伸ばして龍臣の服を引っ張り寄せた

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