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蒼炎 2
「開けるぞ」
ふすまを開けると途端に先ほどまで以上に強く香るΩのフェロモン…
やばいな…これは…悪酔いしそうだ。
蒼炎は頭を左右に振り冷静さを取り戻し、あずさを注視した。
あわれな…
龍臣を欲しがって目を潤ませ、顔は紅潮し汗ばんだ胸元にはぷっくりと尖った桜色の乳首が見え隠れしている。
下半身に視線を移すと股間は愛液が滴りぐずぐずに濡れていた。
これは…早くナカを穿ってほしくてたまらないに違いない
可哀想に、、
しかし、龍臣のに手を出すわけには…が、あいつはまだ帰れない
効果があるか定かではないが、口付けてわずかにαの粘膜と接触すれば少しはおさまるか?
あるいは、指でナカを擦ってやり一時的な快楽を与えΩの欲を発散させてやればいま来ている大波は小波に変わるか?
やってみねば分からない…
これも、親の務めだ…
おそらく、この子は怯えて泣くだろうがこのままフェロモンを垂れ流しにさせておくわけにはいかない
あふれる欲に苦しそうにしているあずさは、蒼炎を見つめ…震えていた
怖いよ…龍臣さん……っ
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