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2日目 2
あずさは2人にたしなめられてしぶしぶ朝ご飯を食べていた。
発情期中ってたいがいえっちのことしか考えらんなくなって食欲無いんだよな、、
独りぼっちだし余計に…
なんて考えていたら扉が開いた
「あずさちゃんっ」
「え?ふたばちゃんどうしたの?」
突然のふたばの来訪に驚いたあずさが箸を置くと、ふたばはあずさのベッドに飛び乗りあずさの背に抱きつき
「助けてぇ」
「?」
ふたばを追いかけてきた紅葉がふたばをにらみ
「ふたばちゃんっ!そんな動きしたら点滴が抜けるでしょっ。また泣きながら針を刺し直したいの?嫌だよね?
「いやぁっ。ボク、今日は診察行かない!」
「ダメっ嫌がってないで診察室行くよ」
「やだっ。赤ちゃんは欲しいけど、診察はやあっ」
「わがまま言わないの。樹先生待ってるから。ほらっ行くよ!」
紅葉がふたばの手を引っ張るとふたばは泣きだし
「やぁあんっ」
「あー…泣きだしちゃった。困ったなぁ」
「あの、紅葉さん。そんなに怖いことを診察室でするの?」
「んー…ホルモン注射してちょっとナカを診て…って感じかな?」
「い…痛いもん…。ナカ開かれるのやだ」
ナカ開く!?いったい何をされるの?
あずさは怯えながら2人の会話を聞き
「ほら、ふたばちゃんっ!」
「いやぁーっ」
「ふたばちゃん…可哀想」
「あずささん、僕だって無理矢理は連れて行きたくないです。でも、これはふたばちゃんと旦那さんの将来の赤ちゃんのためだから。行こう、ふたばちゃん」
「あずさちゃんと行く!」
「え?オレ?」
「うん。付いてきてぇ。お願い」
こ、怖いな…
でも、ふたばちゃんの方がもっと怖いよね。
めっちゃ声も、オレを触ってる手も震えてるし
「紅葉さんオレ、どうしたら…」
「んー…本当はダメだけど、仕方ない!一緒に来てくれる?」
「うー…怖いけど、、分かった!オレたち友達になったもんね?付いていくよ」
あずさは、迷いながらも新しくできた友達のピンチを可哀想に思い付いて行くことを決めた。
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