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第4話

翌朝起きると無断欠勤をしてしまったバイト先に連絡を入れる 「お疲れ様です。昨日は無断欠勤をしてしまい 「あーもういいよ、今日から来なくて大丈夫だから。ほんと迷惑なオメガ、やっぱ雇うんじゃなかった。」 「分かりました。申し訳ござ 言い終わる前に電話をきられてしまった "また探さなきゃ....." そう思ってバイト先を探し始めた時母親が帰ってきた 「昨日の奴ら時間延長で追加の金渡してきただろ。それは?」 「あっ、こっちに、、、」 そう言って手に持てばすごい勢いで奪っていく 「あいつらまた希望してるからその時もちゃんと相手しろよ。後、そいつらが仲間内で話したみたいでさー他にもヤりたい奴いたから今日またよろしく〜。その様子じゃどうせバイトクビになっただろ。」 「あっ、金の説明はしといたから受け取って置いといて。後でまた取りに来るから」 昨日いつの間にか連絡先を交換していたらしい母親はそう言った 「それにしてもオメガとヤりたいやつ多いんだな。もっと早くにお前売っとけばよかった、1日であんなに金貰えるとか最高すぎ。私の為にこれからもっと頑張れよ。」 そう言い残すとまた出ていった 呆然としていたら鳴り響く着信音 「もしもし.....」 「あっ!昨日のオメガくん!?俺昨日の1人だけど聞いたかなー?君とヤりたい仲間が何人かいてねー許可もらったからよろしくね!そいつから連絡あると思うから!!」 言うだけ言って電話はきれた、、、 その後すぐに届いたメッセージ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ やっほー!今日はよろしくね♡ とりあえず生で3時間の予定で 19時に駅前のコンビニ集合で ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ "何だよこれ.....許可とれたって....俺は承諾なんかしてない" "俺の身体なのになんで勝手に決められるんだ" "またあんな思いを?ただ普通に過ごしたいだけなのに...俺が何をしたっていうんだよ....." "あー俺がオメガだからか・・・" そう思ったらもうすべてがどうでも良くなった どうせバイトを探そうにも雇ってくれる所なんてそうないだろう それならもうこれでいいや、、、 分かりました。 それだけ送り画面を閉じる 唯一の親である母親はあんなだし 学校にも行っていない そんなやつがまともに生きられるわけないや それから俺はこういう生き方しか出来なくなった......

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