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第13話
今日も変わらずベンチで時間を潰していれば
「なーつ!」
「あっ、優人さん!」
「元気そうだな、、。」
「元気だよ?」
「ヒート近いって言ってたからさちょっと心配しただけ、、、」
「そっか。ありがとう。」
ヒートが近いからと優人さんが体調を気にかけてくれる事がなんだかくすぐったくて素っ気ない感じになる、、、
「来れないのっていつから?」
「明日からだよ。」
「そうなんだ、、、じゃぁ今日会えて良かったわ。」
「一応予定は明後日なんだけどね、念の為に明日からにしたんだ。」
「なるほどな、、、」
そんなやり取りをしていたら携帯が鳴った
明日から一緒に過ごすかずさんからだった
『ちょっとごめんね。』そう言って電話に出る
「なつくんごめんね、今大丈夫?」
「大丈夫。」
「仕事予定通り終われそうだから迎えに行くね。駅近くの公園で良かったよね?」
「うん!そこで大丈夫。ありがとう。」
「分かった。じゃぁまたあとで、、、」
ヒートで家にこもる前には食料を数日分まとめて買っていく為、今日はかずさんが車で迎えに来てくれる事になっていた。
確認の電話を終え、優人さんの元に戻れば何だか暗い表情をしていた。
「ごめん、お待たせ。大丈夫?」
「んっ。大丈夫だけどなんで?」
「なんか顔が暗かったから、、、」
「そう?何ともないよ。」
そう言って笑うからそれ以上は何も言えなかった。
その後も変わらず話していればメッセージが届く
『もう着くよ!』とかずさんからだった
「俺そろそろ行かなきゃ。」
「あっ、もう?」
「うん!かずさ、、、あっ、、いや何でもない。じゃぁまた!」
「おぅ、、、またな。」
優人さんに別れを告げて分かりやすい場所へ移動する
すると『なつくん!』と名前を呼ばれた。
見ればもう既に着いていたかずさんが手を振っていた
「かずさん!早かったですね!」
「道が空いててね。思ったより早く来れたんだ。じゃぁ行こうか!」
そう言って助手席のドアをあけてくれる
お礼を言って乗り込めばドアを閉めてくれた
車内ではあれを食べようとか、これも買っておこうなんて会話を楽しくしてくれる
"ほんとかずさんっていい人だよな、、、"
"ここまで俺に優しくしてくれるなんて、すごく初恋の子の事がすきだったんだな、、"
そして迎えたヒートの日
いつものように優しく面倒をみてくれるかずさんだけど、なかなかえっちをしてくれない
俺はそんなに症状が強い方では無いが身体はどうしても疼く
かずさんの入れてとお願いをしてもなかなか入れてくれない、、、
「⋯かずさ⋯⋯な⋯んで⋯⋯⋯これもぉやだぁ⋯⋯かずさんの⋯⋯⋯が⋯⋯ほしぃ⋯⋯⋯」
「だーめ。」
「なん⋯⋯で⋯⋯おね⋯が⋯ぃ⋯はぁ⋯⋯⋯」
「今までやってきた俺が言うことじゃないと思うけど、、、君の為だよ。」
なんてよく分からない事を言う。
「⋯⋯な⋯⋯にそれ⋯⋯はぁ⋯⋯いみ⋯わかん⋯⋯なぃ⋯⋯⋯いれて⋯⋯よぉ⋯⋯⋯⋯」
「だめって言ってるでしょ。大丈夫入れなくてもいけるよ。」
「む⋯⋯⋯りぃ⋯⋯⋯いけ⋯ない⋯⋯⋯」
「なつはえっちな子だから余裕だよ。」
そう耳元で囁かれゾクゾクとする
でもどこか物足りない
「⋯いじわる⋯⋯⋯やぁ⋯⋯⋯いけ⋯ない⋯⋯⋯うぅ⋯⋯⋯」
「泣かないの。これでいけるでしょ?」
そう言えば小さなピンク色のものを俺の胸元に持っていきそれを乳首のすぐ横にあてる
「んぁ⋯⋯⋯⋯やっ⋯⋯」
「なつはほんと敏感だよね、、」
そう言うと反対側の乳首をかずさんの舌が触れる
「あぁ⋯⋯⋯やぁ⋯⋯だめぇ⋯⋯⋯」
「ふふっいいの?やめるよ?」
「⋯⋯やぁ⋯⋯やめ⋯⋯ない⋯⋯⋯⋯」
「かぁいい」
そう言うとかずさんは、周りをなぞるようにすべらせていたピンク色のものを期待するように立つ乳首に押しあてた
それと同時に舌で触れていた乳首を軽く噛む
「ひゃぁ⋯⋯⋯⋯もっ⋯⋯むり⋯⋯ぃか⋯⋯⋯せて⋯⋯⋯」
そう懇願すれば入れていた指を激しく動かす
「んぁ⋯⋯⋯⋯ぁ⋯⋯ィッ⋯⋯いくぅ⋯⋯⋯あぁ⋯⋯⋯⋯」
そうして俺は意識を手放した
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