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第47話

優人さんと番になりたい、、そう思って覚悟して伝えた瞬間おもいきり抱きしめられる 何も言わずにただ抱きしめる優人さんに少し不安を感じながらも背中に手をのばすと 「なつ、、、すごく嬉しいよ。俺と一緒にいたいと思ってくれた事、番になりたいと思ってくれたこと。」 そう言って少し体を離すと 「白雪なつさん、、、あなたと番になってこれからの人生一緒に歩んでいきたいです。」 僕の目を見てそう言ったんだ その瞬間溢れ出す涙 『やっぱり泣いちゃった』なんて言いながら僕の目元を拭う優人さんも泣いていて、、、 「優人さん本当にありがとう。これからよろしくね。」 「こっちこそありがとう。よろしく。」 そう言い合ってふと気づく。プレゼント!用意してたのに気持ち伝える事で頭いっぱいで抜けてた、、、、 『ちょっと待ってて』そう言って部屋に取りに走る 包装された箱を持って戻り優人さんに渡す 驚く優人さんに『プレゼント用意したんだけど、、、』そう言えば『ありがとう。すごく嬉しいよ』そう言って笑顔を見せる 『開けてもいい?』と聞く優人さんに頷けば丁寧に剥がしていく 優人さんの合うだろうなと思って選んだ藍色のマフラー それを手に取ればすごく嬉しそうにして早速首にまいていく 『どう?』なんて聞いてくる姿が可愛くて すると優人さんも何やら箱を取り出す 『これなつに』そう言って手渡してきた 驚けば『ヒートと重なってクリスマス出来なかったから少し遅くなったけど用意したんだ、、、』そう言って照れたように笑う 開けてみればカラーが入っていた よく見ると端の方に少し濃いピンク色のバラが5本小さく束になっている刺繍が施されていた 「番になるまでよかったらそのカラーをつけてもらえたらなって思って、、、」 そう言う優人さんの顔はほんのり赤くて 僕は今つけているのをはずし 『優人さんが僕につけてほしい。』 そう言って貰ったカラーを手に取り優人さんに渡す 優人さんが受け取りつけてくれる 『よく似合ってるよ』そう言って軽くキスをしてくれた でもそれだけじゃ足りなくて 離れる優人さんの腕を掴んで自分から唇を重ねる すると優人さんの舌が割って入ってくる 「んっ……はぁ………」 気持ちいい、、、 もっとこうしていたい 優人さんを感じたい そう思っていたら『なつ、、、いい?』唇を離した優人さんがそう聞いてくる それに静かに頷けば僕を抱き上げ部屋へ連れていく そのまま優しくベッドの上に置かれるとすぐに深いキスをされる その間優しく髪を触られたり手を握られたりして堪らなくなる その手が徐々に下へおりていき服の中入ると優しく胸の突起に触れる 「んぁ………」 思わず漏れる声に "可愛い" と呟く優人さん 耳元で囁かれた事によりビクンと身体が反応してしまう 僕の反応を楽しむようにゆっくりと指を動かし刺激していく "気持ちいい……でも…物足りない" そう思って優人さんの服の中へと手をのばす 自分がされているのと同じように優人さんのも触れば 『んんっ…』と小さく声が漏れた それにひどく興奮してしまう すると優人さんが口角を少し上げながら 「煽るってことは分かってるよな?」 なんて物騒な事を言う でもその姿がすごく妖艶で思わず見惚れてしまう 気がつけばその口元に自ら口をつけ 「優人さんになら何されても気持ちいいです」 と同じように口角を少し上げ答えた――― 。*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*。 ෆ‪薔薇の本数意味 〈あなたに出会えて本当によかった〉 ෆ‪ダークピンクの薔薇の花言葉 〈愛を誓います〉

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