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第50話

『なつ?どうした?』そう言いながら優人さんは驚きながらも優しく抱きしめ返してくれた 「優人さん本当にありがとう。僕、優人さんと出会えてよかった、、、」 そう言いながら泣く僕の目元を拭いながら『それはこっちのセリフだよ。こっちこそ出会えてよかった。』 そう言いながらお互い泣きながら抱き合って気付く、、、ここ優人さんの家で、、、優人さんの両親が、、、、 そう思って見てみれば2人は僕たちを愛おしいというように見つめていた すると 「なつくん今日はどうする?うちは泊まっていってもいいんだけど、、、」 そう言われ悩む、、、かずさんには何も言っていないし、、、そんな僕の考えに気づいたのか優人さんが優しく聞いてくる 「かずさんは今日お休みだったっけ?」 「うん。僕は家でゆっくりしてるから2人で楽しんでおいでって、、、」 そんな会話をしていれば優人さんのお父さんが口をひらく 「かずさんとは?」 「あぁ、今なつの保護者代わりとして一緒に住んでいる人だよ。俺も何回か会ったことがあってすごくいい人。」 「そうなのか、、、それなら家に呼んだらどうだ?なつくんの保護者代わりなら」 その言葉に驚けばお母さんの方も "いいわね" なんて乗っかる 2人で顔を見合わせとりあえず聞いてみるかとなり連絡をする すると突然の事に驚いていたけど『せっかくだからお邪魔しようかな』という事で、、、かずさんも優人さん家にやってきたのはいいけど 「あそこのホテルかずさんのとこなんですね。何度か使わせて貰いましたがとても良かった」 「本当ですか!それは嬉しいです。ですが大和さんとこの〜」 と会社社長同士だから気が合うのかさっきから盛り上がっている いつの間にか名前呼びになっているし、、、 そんな2人を眺めていれば優人さんがクスッと笑いながら "何かよかったな" そう零した すると急に玄関の方が騒がしくなり勢いよく開くリビングの扉 「優人に番だって!!!相手は!!!!」 そう大きな声で叫びながら1人の男性が入ってきた 「あっ、兄ちゃん」 「優人!!相手は誰だ!!!」 そう言って優人さんの両肩を掴み問いかける 「落ち着いてよ、なつがビックリしてる」 「なつ?」 そう言って僕の方に目を向ければ 「君がなつくん?」 「はい、、、、白雪なつです」 「そうか、、、君が、、、、」 "この反応、、、もしかしてお兄さんは反対なのかな、、" そう不安に思った瞬間 ガバッと抱きしめられ 「よかった、、、本当によかったよぉ、、、優人から相談されててもうお兄ちゃん心配だったんだよ、、、上手く言ったのか、、、よかった」と号泣しながら伝えてきた その様子に呆れながら『兄ちゃんなつから離れて』そう言って引き離す 『だってぇ、、、』と言いながら泣き続けるお兄さんに相変わらず呆れ顔の優人さんに思わず笑みが零れる その光景にいつの間にかこちらを見ていた優人さんの両親やかずさんが笑う そのうち優人さんやお兄さんも笑い始め何とも温かい空間になる その後は皆ではしゃぎまくって、僕とかずさんも泊まることになりさらにはちゃめちゃになった 次の日みんなして疲れが抜けない顔で起きてきてまた笑いあう 今日優人さんの家族に会えてよかった、、、 お家訪問から早くも2ヶ月が経ちそろそろヒートを迎える時期になった あれから優人さんの両親とかずさんが連絡を取り合いヒートの前には一緒に暮らした方がいいだろうという事で色々準備をしてくれていた それからはもうあっという間に事が進み昨日から優人さんと一緒に暮らしている 今回のヒートで番になる予定だ 初めはあんなに不安があったのに今ではもう優人さんと番になれるのが嬉しくて早くヒートこないかな、、、と思ってしまう それから数日後、、、ヒート休暇も昨日から始まりいつでも来い状態で洗濯物を片付けていた時 あの日と同じように優人さんのパーカーが目にとまる 手に取りゆっくりと自分の方へ抱き寄せ顔を埋めれば "ドクンッ" と心臓が大きな音をたてた瞬間甘い匂いが部屋いっぱいに広がる "あっ、、、きた、、、" そう思った瞬間鼻先をくすぐる優人さんの匂いに身体が疼きだす 匂いに気付いた優人さんが『なつ!!』と急いできてくれる そのまま抱き上げベッドへと連れて行けばゆっくりとベッドの上に寝かす 優人さんが僕の上に跨がればすぐに深いキスをされ口内を犯される 「んぅ……はぁ…………ゆぅ…と……さ…」 たまらず上がる甘い声 優人さんの唇が移動していき乳首を刺激していく それと同時に肛に触れる指 ヒートで求めるその身体はもう濡れていて ゆっくりと指が1本中に入ってきたと思えば 『すっごい濡れてる…』そう言えばすぐに2本3本と増えていく指が激しく動いていく すると優人さんのものが視界に見え大きく反応しているのが分かる ゆっくりと手を伸ばし触れれば一瞬ビクッと反応するその姿に興奮する もっと優人さんを感じたい、そう思った 『ゆぅと……さんのが………もぉ……ほし……ぃ』そう口にしていた それに『俺も限界。入れるよなつ。』そう言って僕をうつ伏せに体制を変える そのまま優人さんのものが後ろにあたり少しづつ入ってくる 「あぁ……ゆぅ……とさ…きもち………いぃ」 そう声を漏らせば激しく動き始める腰にたまらずいってしまう。 そのまま終わること無く続く行為に頭がボーっとしてくる 優人さんの動くスピードが早くなりもうヤバそうだ、、、すると 「なつ、、、噛むよ」 そんな声が聞こえてきた 気持ちよくて頭が回らず答えられない僕にたまらずもう一度『なつ…いいよね…?』と確認をする優人さんに 「うん、、、噛んで。僕を優人さんだけの物にして」 そう言った瞬間項に広がるズキズキとした痛みその瞬間2人同時にはてた まだ少しだけ残る痛さに "僕ついに優人さんと番になったんだ!』 そんな嬉しさが込み上げてくる 思わず泣いてしまった僕を見て優人さんが『やっぱり泣いちゃった』そう言って優しく髪に触れ、頬を撫で、深いキスを落とす その後も何度も肌を重ね合わせお互いを求めあう お風呂に入っても出てからも止まることのない欲求にただ素直に従う あれから何時間経っただろう、、もう無理出ない、、、そんな状態で2人横になれば 「「はぁー幸せ!!!」」 そう2人同時に声を出す お互い買おを見合わせて驚けばクスクスと笑い出す ほんとに幸せだ、、、 あの母親の元で心をころし続けて生きてきた そんな時に優人さんと出会って 少しづつ変わっていった こんなにも大好きで愛おしいと思える存在に出会えるなんて思いもしなかった そしてその相手と番になれるなんて夢にも思わなかった 優人さん これから先何が起こっても 貴方を愛し続けます―――               𝓯𝓲𝓷 𓂃 𓂃 𓂃 𓂃 𓈒𓏸𑁍‬𑁍‬𓏸𓈒‬‬ 𓂃 𓂃 𓂃 𓂃 ここまで読んで下さりありがとうございます。 初めての投稿で不安でしたが お気に入りやしおり、リアクションにコメントまで、、、とても嬉しかったです.*・゚ 本当にありがとうございます。 これからも新作等、投稿していきたいなと思っているのでまた見かけた際には読んで頂けたら嬉しいなと思います‪ෆ ̖́-‬ 最後にもう一度、、、 本当にありがとうございました⋆☾·̩͙꙳

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