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律君勝手に退院の巻

律が勝手に退院をして1ヶ月後…… ♪〜♪〜♪〜 律「はい?」 佐々木「思春期秘尿器科の佐々木です。律さんですか?」 律「違います」 何度も電話をかけているが無視され続けてようやっと本人に繋がった 体調確認だけでもいい…一度は病院へ来てほしいが、きっと来ないだろう。 声の感じはまずまずかな 佐々木「今1人?」 律「1人」 佐々木「お昼食べた?」 律「まだ」 ……まだ?もうすぐ14時だけどな 佐々木「そうなんだ」 律「佐々木先生もういい?」 佐々木「…うん。明日また電話してもいい?」 律「……気向いたら出る」 佐々木「それでもいいから電話するからね」 律の可愛いところはここから毎日私からの電話に出てくれ、いよいよ体調が悪いぞと思ったら潔く病院に来てくれるところだ ・ ・ ・ 律「あぁぁ…しんどっ。」 佐々木「分かってると思うけど、入院だよ。はい、酸素大人しく付けてね。結構まずい状態だよ。」 律「はいはい。しばらくお世話になります」 強がっているけど、本当にまずい。 律をストレッチャーに乗せて外来から入院棟へ向かう途中に青木先生に連絡を入れた 察しのいい青木先生は律が入院になると聞いただけで、集中治療室の手配と必要な器具を揃えて待ってくれているようだ 病棟着いたらすぐに処置だ ガタガタと揺れるストレッチャーの居心地が悪いのか横向きに小さく丸くなる律の手を触った 身体は熱いのにキンキンに冷えた手足。まだまだ熱が上がりそう 佐々木「寒い?」 律「めっちゃ寒い」 着ていたジャケットを律にかけ、先を急いだ ・ ・ ・ 「1.2.3!」 待ち構えていた青木先生、佐藤先生と共にストレッチャーからベッドに移した 律「先生多くね?」 青木「文句言う元気はあるんだな」 律「元気だから痛いことなしね」 青木「自分が思っているよりも相当顔色悪いぞ」 痛い事をされるのが分かっているためか、ベッドに移されてすぐに身体を横に向けて小さくなってしまった 青木先生がそれを許すはずもなく、仰向けにすると手際よく手足を固定していく 律「あぁもう。」 まずは早く尿カテーテルを入れなくては…… 膀胱にだいぶ尿が溜まっていそう。 いつもならこんな大勢の前で管を入れられるのを嫌がる律だけど、さすがに抵抗する元気はないのか大人しい 点滴の針を入れられ、尿道にはカテーテルを入れられ、同時進行で処置がどんどん進んでいく 律「痛い!痛い痛い!」 前立腺がだいぶ腫れているせいか、管を入れるのがだいぶ痛かったようだ 佐藤「危ないよ」 律「まだ痛い。さすがに痛い」 佐藤「一旦抑制外した方が良さそうです」 佐々木「うん、抑制外そう」 抑制を外すとグルンと横向きになり、ギュッとシーツを掴む律 顔を覗き込みながら佐藤先生が声をかけるが、痛みが落ち着かないのか呼吸が荒い

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