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49.青山瑠加との一夜

それから俺は今毎度見ても凄いと思う会長のスイートルームに来て会長の手料理を食べてる 会長はめっちゃご機嫌で作ってたなぁ 「僕のシチューは最高だよ?どうかな?」 確かに会長の手作りは上手でかなり美味しい シチューにパンにサラダと洋食で盛り付けも綺麗だし、食事だけで言うなら毎日食べたいとは思える 「いつもながら美味しいですよ、 会長は本当料理上手ですね」 会長は嬉しそうにずっと顔を見てくる こういう時の表情は嫌いじゃない 「ありがと 小さい時からママに教わってきたから大体の物は作れるよ」 会長や瑠唯人のお母さんってくらいだから多分相当美人なんだろうなぁ 「へぇ、じゃあ瑠唯人も作れるんですね」 そう言った瞬間バンッ!とわざとらしくテーブルを叩いて食器を荒っぽく持ち上げた それから無表情で流し台で片付け続けた 何も言わなくなっちゃった どうやら地雷踏んじゃったみたい…… 本当兄弟色んな意味で似てはいるけどかなり仲は悪いのは分かった 気になるのは瑠唯人もだけど会長も秘密主義と言うか謎な事も多い もちろん知り合って短いからだろうけど 「あのさっき瑠唯人に関わるなみたいな事言ってましたが理由聞いても良いですか?」 「知りたい?」 会長は真顔のまま近付いて来て手を引かれてソファーに座らされて会長も俺の膝に座って手を首に回してきた 「会長?」 「るぅたんでしょ? 翔ちゃん今日は泊まってね?」 泊まりって明日も学校あるのに…… 「でも明日も平日ですし授業もあるし……」 「だから? 別にここからでも行けるでしょ? なんなら一緒に休んでゆっくり過ごしてもいいし」 「生徒会長がそんな事言って……」 「ハァ……あのさ僕の事舐めてる? この僕が一言言えば休んだところで出席扱いくらい簡単に出来るんだよ? そ・れ・に・ね いくらあの変態ジジイの孫でも僕に逆らえば君の学園生活も変わる事忘れないでね翔ちゃん?」 無表情でサラッと脅迫してるよねこれ? やっぱこの学園じゃ一般の理屈は皆無…… ソワソワしてる内に会長は服を脱ぎ始めた チュッとおもいっきりキスされて 会長がワイシャツとパンツだけになって俺のも脱がしてきた 「さっ嫌な話はやめやめ 離れてた分今日はたっぷり愛し合おうね?」 「で…でもまた副会長が来たら……」 「フフッ大丈夫アイツも今頃同部屋のヤりマン君とお楽しみ中だから心配しないで?」 だから不安なんだよ…… 結局俺はされるがままに抵抗もせず裸にされて会長にまた手を引かれて浴室に入った やっぱり来たのは間違いだったかも……

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