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一緒なら
大丈夫とは思いつつ、祈るような時間が流れていた。
手術の日はたまたま定休日になり、真衣子や大輔たちも行こうと思っていたが、手術開始は朝の9時。
そこから始まって、浩司が4時間ほど、至にいたっては12時間〜16時間を要するという長い手術時間だ。
そして術後は、集中治療室で浩司は一定時間、至は2.3日管理されると言うことで会いに行っても会えそうもないと知って、行くのは遠慮した。
しかし真衣子と大輔&一馬は、いたたまれなくて店に集まり何をするでもなくスマホの時計と、いつも二人がいる厨房を眺めては大丈夫!と言い合っていた。
至の母や姉は、朝7時に顔を見るだけと黄色い薄い布の防護服を着てマスクをつけての面会を許され、それでも温情で部屋で数十分の話をさせてもらう。
「病院にできるだけいるけれど、長くかかると言われててね…また明日様子をみにくるからね」
母の佳代子が至の手を握って祈るようにそう話した。
「うん、ありがとう。大丈夫、浩司と一緒だし心強いよ」
ね、と隣のベッドに座っている浩司に声をかけ
「うん、不思議と怖くないな」
と笑ってくれた。
佳代子と夏生は深々と頭を下げて、
「よろしくお願いします」
とだけ伝える。
移植前ということで子供は遠慮してほしいと病院に言われ、凛々子は家でパパとお留守番だそうだ。
いーくんとこうくんところに行くというと絶対に行くと言うので、今はパパと遊園地へ行っているはずだった。
「会いたかったな〜。色々あるんだね」
「目が覚めた頃に連れてくるわよ。病院がいいって言ったらね」
「厳しいなあ」
枕の上で、至は悔しがる。
そこへ現れたのは朝陽だった。
やはり黄色い防護服を着せられ、
「にいさん、頑張ってね。今日はもう一人連れてきたよ」
心優 は、凛々子と同じ理由で陸の面倒をみるために来ないのだろうと思ったが、もう一人とは?
と浩司もドアの外に目をやると
「朔弥!」
「ちすっ」
沖縄にいると聞いていた下の弟の朔弥が、軽いノリで現れた。
「あさ兄から移植手術のこと聞いてさ、やっと休暇もらってきたよ。誰も来ないんじゃ可哀想だなと思って」
ふと目があった至は、ゆっくりと頭を下げて挨拶をする。
朔弥は、至の家族に遠慮してその場で
「弟の朔弥です。兄がお世話になってます」
「こちらこそです。今回はこう言う事情になり、浩司サンには感謝しきれない思いです」
さんをつけて呼ぶのに少し照れてしまった。
「兄は頑丈ですから。どんどん貰ってやってください」
「おいおい、病気を増やすなよ」
そんな和やかに会話が進み、看護師さんのそろそろ準備しますので、という声で全員が部屋から出ることになった。
「じゃ、頑張ってね。愛する人のために体張る兄さんの事、尊敬する」
朝陽は手袋をした手を出して、浩司と握り合う。
「で、お前ら今日はどうするんだ?」
「朔弥はこれから親父と対決に行くって」
「対決?」
尋常じゃない言葉に浩司の眉が寄る。
「現役自衛官の俺しか言えないことぶちまけて、兄さんに会いに行けなんてことは絶対に言わないけど、少しは解れクソジジイ!くらいは言ってくるよ。夜はあさ兄の所に一晩お邪魔して、一応明日またここに来ようと思ってる」
「まあ、健闘を祈っとく」
「手術に集中しとけ」
朔弥はそう笑って
「じゃあ至さんも、頑張ってください」
ぐータッチの手をして至にも声をかけた朔弥に、至もグータッチのお返しをして
「ありがとうございます。今度ゆっくりお話ししましょう」
朔弥はサムズアップで応え、朝陽とともに部屋を出て行った。
「よかったね、弟さんたちきてくれて」
「ああ、本当に気が楽になったよ。何もかも大丈夫な気がしてきた」
「よかった、僕もそう思うよ。お互い頑張ろうね」
浩司は辺りをキョロっと確認して至に近づき、軽いキスをした。
「術後はしばらく濃厚なのできないらしいから」
と言いつつも、つばむようなキスを数回してぎゅっと抱きしめた。
「今頃は、浩司さんの摘出手術が終わってる頃かな…」
大輔がスマホを見ながらポツンと言った。
時間は午後1時15分頃。
「そうですねぇ…私ちょっと調べてみたんですけど、ドナー側は結構大きく切られるみたいで…店長頑丈だからいいけど、至さんが同じだけ切られるとしたらなんだかもう…」
真衣子はもうぬるまってしまったコーヒーカップを握って、少し震えた。
一馬はその手をぎゅっとしてやり、
「至さんだって強い方ですよ。大丈夫」
今日は時間が過ぎるのが遅く感じる。
「何か、食べ物買ってこようか。思えば朝から何も食べてないや。真衣子さんも何か食べる?」
「あまりお腹空かないんですよねえ…」
気怠そうに大テーブルにのめって、真衣子ははぁ〜とため息をついた。
「至さん…がんばって…」
さっき調べたと言っていた中には、細かく手術の内容が書かれたものも見たらしく、医者がミスしないか、や、あんな細かい作業って本当にあることなのか、とかの不安が今、どっと押し寄せてきているらしかった。
「でも何か食べないと…あの二人も頑張ってますし、僕らが倒れるわけにはいかないでしょ」
大輔が財布を確認して、
「じゃあツヤツヤ亭行ってくるな。適当に幕の内とか買ってくるから、真衣ちゃんも食べてね」
と言って店を出ようとした時、
「はいデリバリ〜だよ〜」
と岸谷が入ってきた。
「びっっくりした!デリバリー?」
大輔は目の前でバタンと開いたドアに数センチで当たりそうになったことと、急に人が入ってきたことに腰が抜けそうになる。
「キシタニサン?今日はご自分のお店じゃなかったんですか?」
真衣子が立ち上がるが
「ランチタイムももう終盤になったし、お前らきっとここにいるだろうなと思って弁当作ってきた。そしたらやっぱりいた」
と満足そうに頷いて紙袋を掲げた。
お弁当というより、大きなカップ状の器に丼形式で色々が乗っている洋食丼。
「お前ら辛気臭ぇ顔してるけど、あいつらは大丈夫だから笑って待っててやれ」
そう言って紙袋を置くと、
「来週の火曜にでも面会行きたかったら車乗せてくから、連絡よこせよ。じゃっ」
岸谷はそう言い放って、シュタッと店を出て行った。
「嵐みたいだね」
一馬が笑って紙袋を覗き込むと、透明のキャップがされたカップから美味しそうな中身が伺える。
「うわっめっちゃうまそ…」
「そうそう聞き忘れた」
と再びドアが開き岸谷が戻ってきた。
「一馬〜真衣子に余計な男紹介してないよな?」
「え?あ…はい…今のところは…」
「よし!じゃっ」
真衣子もその言葉をきいて、忘年会後を思い出し
「キシタニ!あんたなんの権限でそんなことを!」
とドアから飛び出して行ったが、店の前に止まっていた車に乗り込んでいた岸谷は、
「お前もそろそろ素直になってくれないと俺が困る〜〜じゃあな」
「はあっ?私いつだって素直ですけどっ?」
そのまで悔し紛れに地団駄を踏んで、真衣子はまたムンムンした。
その勢いで岸谷が持ってきた食事を食べ、ムンムンしたまままたコーヒーを入れてくれ、ムンムンしたまま、午後のひと時を過ごす。
「岸谷さんすごいな…時間が早く感じる…」
一馬が真衣子をずっと見守っていたが、大輔は
「どうにかなんないのかねえ…真衣ちゃんも一筋縄ではいかないからなぁ」
と苦笑いをしていた。
〜5年後の年末〜
12月29日
ハミングバード恒例の忘年会。
「雅(みやび)〜こっちおいで。ママは今あんまり君を抱っこできないんだよ〜」
至が1歳の雅を抱き上げた。
「至さんすみません、臨月で抱っこって結構しんどくて」
というのは、真衣子だ。
厨房で浩司と二人で忘年会用の料理を作っている岸谷は、肩くらいまであった髪を切って、女性で言う所のショートカットくらいの長さへと変えていた至と真衣子を見て
「そこは、洒落にならないほど親子に見えるんだが?」
不貞腐れたようにフライパンを振っている。
「何言ってんのよ、前にこんな場面で至さんの肩に手回してたのあんたでしょ」
真衣子は相変わらずの口調で、旦那さんとなった岸谷を睨みつけた。
「随分敷かれてますね」
浩司が隣で茹でたじゃがいもを剥きながら笑う。
「表ではそう見えるようにしてるだけだ」
強がって笑って、フライパンの中身ペンネアラビアータを大皿2つに盛り付けた。
「はいこれーテーブルによろしくー」
パセリを振ってサーバースプーンをつけてカウンターに置く。
次はフライヤーで踊っている唐揚げを一個一個バットへ出す作業。
「忙しそうだ〜」
大皿を取りにきた一馬が厨房を眺めてから、皿二つを持っていく。
もうすぐみんなが来るな、と至は時計を見て雅をベビーカーへと座らせた。
「少しここでまっててね。お姉ちゃんお兄ちゃんがすぐくるからね」
と顔を近づけて言って聞かせ、至はテーブルの最終セットへ向かう。
朝陽が6歳になった陸と1歳になった空(そら)を抱いた心優を連れてやってきた。
「陸くんこんばんは。空くんも大きくなったねえ〜」
それぞれの顔をムニムニとして、朝陽と心優にいらっしゃいと告げる。
そしてその後ろに立っていた朔弥に目を向けて
「いらっしゃい、寛人 さんもいらっしゃい」
「お招きいただきまして。俺来ていいかわからなかったんですが…」
「何言ってるんだよ〜家族は無条件で来る義務があるんだよ、楽しんでね」
手術日の朝に、朔弥が父親と対決と言っていた『現役自衛官の俺がぶちまけてくる』というのは、寛人との交際のことだった。
その日以来、父親は大人しくなってしまって、息子たちを許すことはなかったが唯一勘当を受けていない朔弥がたまに顔を見に行っても何も言わなくなっているそうだ。
「いーくん」
10歳になった凛々子は、立派な出立ちでやってきて、
「ご招待ありがとう。玲央も一緒だよ」
と、3歳になった弟玲央と手を繋いでやってきた。
「凛々ちゃん もう立派なお姉ちゃんだね〜。玲央くんもいらっしゃい」
各々の頭を撫でて、その後ろの姉夫婦に挨拶に行く。
「姉さん、拓己さんもいらっしゃい。またゆっくりできないでしょうけど楽しんでね」
そこへ真衣子がベビーカーでやってきて、
「凛々子ちゃん、雅と少し遊んでてもらっていいかな〜。お姉さんちょっとお手伝いしてくるから」
「はい、大丈夫です。雅ちゃんこんばんは」
「小4にもなるとほんとしっかりしますね」
取り皿を各テーブルへ、と持っていた至のお皿を半分引き受けながら真衣子が言う。
「そうだねえ、もうすっかりほんとにお姉さんだもんね。真衣ちゃんも無理しないでね。産気づいたらちゃんと言うんだよ」
なんせ予定日が元旦。もういつ生まれてもおかしくない時期なので、至も気が気ではない。
徐々に人も増え、料理も徐々に並んできた。
「では〜まず最初の乾杯で〜す。好きにやっててね〜かんぱ〜い」
子供達がいたのは最初の30分から1時間程度ではあったが、場が和んで、その後の会も和やかに進んでいく。
「また忘年会開催できたね」
カウンターの前で、至と浩司が店内を眺めている。
手術をした年の年末もちゃんと開催してきた。もうこれ無しでは店も年を越せない。
「しかし、先輩のところは二人目が早いな」
少し離れたところで、ベビーカーで寝てしまった雅を見ながら料理を堪能している真衣子と岸谷をみて、
「岸谷さんの年齢考えてるんじゃない?」
と至も真剣に考察してみた。
が、後で聞いたら
「キシタニがスケベなだけです」
だそうだ。
そんな時、
「遅くなりました!よかった〜間に合った」
大輔が大きなスーツケースを引きずって店に入ってきた。
「大輔!」
一馬が飛びつき、至と浩司も入り口へ向かう。
「お帰りなさい大輔くん。お疲れ様でした」
「ただいま!一馬〜会いたかった!」
飛びついてきた一馬を抱きしめて、ぎゅううっと振り回した。
大輔は、4年前に勤めていた会社が大手に買収をされるという事態に見舞われたが、成績を買われて居残り社員に選ばれ、そしてドイツへの研修2年間を命じられていたのだ。
そして今夜が帰国の日だった。
もっと早く帰れる予定だったのだが、ドイツの空港で機材トラブルに会い4時間も遅れていた。
「遅くなってごめんな〜〜まっててくれてありがとう」
大輔から離れない一馬をずっと抱きしめて、一馬を宥める。
早く帰れたら、少しはイチャイチャできる時間もあったのだろうが、今ここでは無理だ。
大輔は耳元で、家に帰ったらね…と小さくつぶやいて、やっと一馬が離れた。
「至さんも浩司さんもお元気そうで」
握手を交わして、微笑み合う。
「大輔くんもね、本当にお疲れ様でした」
「少し顔つきが変わったな。よりいい男になったぞ」
「ありがとうございます」
浩司も固く握手を交わした。
それからしばらくは、大輔も会場で挨拶したり真衣子の子の成長に驚いたりしていたが、自分も疲れているし何より一馬が大輔を独り占めしたくているようで、二人は早々に引き上げていった。
「ありゃあ今夜は寝らんねえな、大輔は」
岸谷がニヤニヤとわらって、二人を見送る。
「まあ…そうでしょうね。まだ若いし」
浩司も笑って見送っていると
「セクハラおじさん2人になったんですね」
と真衣子が通り過ぎていった。
と、思ったら
「店長も、以前はもっとクールで…あ…痛…いたた」
お腹を抑えて座り込む。
「真衣ちゃん…」
至が駆け寄ろうとするが、そこはやっぱり会場の奥様方の方が早かった。
「焦らなくていいわよ、まだ最初の陣痛だったら時間はあるからね」
「芝さん、2人目よ?早まる可能性もあるわよ」
「ご主人!入院バッグはわかってる?」
「え…あ、はい自宅に…」
奥様方はそれを確認すれば安心とばかりに真衣子へ集中し、痛みが治るのを待った。
結果的に真衣子はその晩のうちに病院へ行くことになり、行ってからまだ平気と帰されるかもしれないから、ご主人は落ち着いてね と言われタクシーで東郷病院へ向かう。
その際雅は至たちが預かることになったのだが、ママバッグとやらを置いて行かれても、中身が今ひとつわからないものもある。しかしそこはまたベテラン奥様たちがやってきて、ひとつひとつ説明してくれた。
もう奥様方気が回りすぎ。
ありがたいなあと説明を聞いて、メモをとり一晩預かる緊張感を更に高めていった。
そんなドタバタもあったが、今年も忘年会は終わった。
「来年もよろしくお願いします!良いお年を〜」
「「「かんぱ〜い」」」
現状は見ている間に変わってくる。
それもまた楽しいと笑って、忘年会は終了した。
除夜の鐘が鳴る。
2人は恒例のお風呂で年越しをおこなっており、
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
と挨拶を交わした。
「今年も楽しく過ごせたね〜。あ、もう去年だ」
「そうだな、何よりはお前の体調が日毎良くなってきたことだな。免疫抑制剤の量も安定して、前よりも健康そうだ」
「うん。食べるものに気を使うようになったからね。風邪ひいちゃだめとかインフルなんてもってのほかとか言われるけど、今は病院行けば大丈夫って言われたし。自由にしてられるのも大きいかもね」
「あまり風邪ひかないように…とか緊張してたって仕方ないからな」
「そうそう」
ゆったりとお風呂に浸かり、除夜の鐘を聴く。
そこへ浩司のスマホが鳴った。長くお風呂に入ると言うことでお互いのスマホはお風呂に持ち込んでいる。
「先輩だ。産まれたかな」
タオルを巻いて、スマホを取り上げ回線を開くと
『男の子だ〜産まれたぞ〜』
岸谷が即座に報告してくれた。
「よかった。おめでとうございます。男の子念願ですね」
至も側でおめでとうございます と告げた。
「おう。まずは王道のキャッチボールしなきゃだな」
かなり気の早いことを言っているが、岸谷は嬉しそうだ。
「真衣子はどうですか?」
『母子ともに順調だよ。今回は陣痛長くて心配したわ〜』
真衣子は忘年会の日に病院へ行ったが、まだまだだねと一旦帰されてしまい、それから陣痛が10分間隔になるまでと頑張っていたのだが、余りに長く続く陣痛に心配になって30日の夜に病院と相談をして入院し、病院で管理をしてもらっていた。 そして産まれたのは元旦になった直後だったらしい。
元旦生まれの男の子だ。
「じゃ、真衣子にもよろしく伝えて下さい。おめでとうございました」
『おう、落ち着いたらそっち行くな』
「病院にも顔出しますよ。名前決まったら教えて下さいね」
『おお、そだよな 名前考えないと。じゃ』
電話はきれた。
「真衣ちゃんもあれれ?と思ってる間に2児の母になっちゃったねえ〜」
追い焚きをするために浩司の前に後ろ向きに座り直して、追い焚きスイッチを押す。
「俺が退院した時にはもう既にどうにかなってたらしいぞ」
「僕が退院した時は、真衣ちゃんから正式に聞いたしね」
寄りかかっていた浩司の肩に頭を預け
「手も早いけど、行動も早かったね〜」
クスクスと至が笑った。
「大輔に聞いたんだが、手術の日に先輩がデリバリーでお弁当作ってきてくれたらしくて、その時に真衣子に『素直になってくれないと俺が困る』とか言ったらしい」
これは、年末にもう一度会った大輔が、真衣子の子供の話から思い出したと浩司に話してくれたこと。
「へえ〜。おじさんて若い子に奥手になっちゃうからなって思ってたんだけど、やっぱり岸谷さんは岸谷さんだったね」
今度は声を出して笑い、肩から頭を上げた。
そして、後ろ向きのまま
「ね…ゴムしないとできないから…ここで〜と言うわけにはいかないけど…」
と、なんだかモジモジ。
「ん?こんな話してたらもよおしましたか?至さん」
離れた頭をそっと戻し、優しく首を曲げさせると浩司は唇を合わせた。
もう今では安心して舌を絡められる。
「ん…ちゅ…」
至は体を少し反転させて、浩司の舌を受け止める。
「もうあがろ…」
「いい顔してる…俺ももう我慢できない…」
体を拭くのももどかしそうに2人でバスタオルにまみれ、キスをしながら拭きあって、そしてそのままベッドへ直行した。
年越しお風呂。
また来年も仲良しで入れますように。
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