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第14話 洗浄 ※
エイプ・フリーレルと二人きりの浴室。
服を全て脱がされ、バラの花びらが浮かんだ浴槽に入れられた。
「神子様、失礼します」
エイプも裸になり俺と一緒に湯に浸かっている。
「ああ、なんてなめらかな肌触りなんでしょう」
白い指がいやらしく俺の体を撫で回すから少し前が反応し始めたじゃないか。
男に触られて勃つなんて屈辱だ。
「(う、うっ………)」
「私にお任せ下さい。貴方様を綺麗に洗って差し上げます。奥の奥まで」
エイプの指が遠慮なしに後孔に侵入しようとする。
「(あぐっ!!何をする)」
「神子様はお遊びが激しいようですが、神子に選ばれたということはここは処女なんですよね?……ああ、激しいのは女遊びの方なんですね」
「(う…なんだって?)」
「ここの可愛い胸の飾りの色が濃いからですよ。何人抱いたのですか?」
そう言うや否や乳首をギュッとつねる。
「(痛いっ)」
「ああ、すみません。つい女達に嫉妬してしまいました。愛らしい神子様の体に申し訳ないことをしてしまいました。これでお許しください」
エイプは俺の乳首を口に含み舌で転がしたり、吸ったりして愛撫をする。
「(やだ、くすぐったい)」
「ふふ、ここは未開発なんですね。私がゆっくりじっくり可愛がってさしあげましょう。こちらも痛くないようにほぐして広げて綺麗に術式が書き入れられるようにしましょうね」
水面から俺の尻を出させて香油を後孔にたっぷりと垂らすと、痛かったさっきとは違いエイプの白い指がすんなりと入り込んだ。
「(うあっ、あああっ、やっやあっ、気持ち悪いっ)」
「ふふ、初めてで慣れてないところが可愛いですよ。神子様、そんなに力強く指を食べないで。緊張しないで力を抜いて下さい。中が怪我してしまいますから」
「(無理ぃ)」
「くす、まだ体が整っていないから仕方ありませんね。それはそれで初々しくて可愛いのですがここを広げないと後が大変ですから。ほら、息を止めないで吸って…吐いて…上手ですよ」
エイプの指が出し入れしてされて自分では見えない場所から、グチュグチュとやらしい音を立ててかき混ぜている。
「(うぐっ、ううっ、あああっ)」
時折エイプの指が触れる場所が快感が走り、こんな辱めを受けているのに気持ちいいなんて自分が悔しくて涙が溢れる。
「ああ、泣かないで下さい。前が切ないんですね。抜いてあげましょう」
「(違っ…あっ)」
エイプの指が絡みつくように俺の中心を扱くと腰が揺れて、後ろに入っている指を抜き挿ししてしまう。
「(うん、ふっ、ふうっ、ううっ、なんだよこれ。頭変になるっ)」
「私の指に感じているんですね。ああ、いますぐ貴方に子種を植え付けたいところですが、今植え付けても体の準備が出来てないから無駄撃ちしたくないのです。明日の朝二人きりの時に濃いのをたっぷりと中に出して差し上げます。さあ十分ほぐれたようですから仕上げの魔法を掛けますよ」
「(魔法…?)」
「ほらお尻を高く上げて私に良く見えるようにして下さい。アクアクリーン!」
尻に硬い水が突き刺さり、ぐちゃぐちゃと抉られるっ!!
「(ぐぅあああああ)」
「こらえて下さい。指で掻き出すより中を洗い流したほうが早いし綺麗になるんです」
「(尻が壊れるうぅぅっ!!)」
「クス、大丈夫ですよ。そんな事しません。もし壊れても私が治して差し上げます」
ギュルギュルと腹の中を苦しめていた掃除(?)が終わり、強張っていた全身の力が抜けていく。
「…綺麗に洗い終わりました。ああ、お疲れのようですね。では、身支度はこのまま私が全てして差し上げましょう。大切な貴方をメイドになど触らせたくありませんから」
水で洗われたせいか、体の中が冷えて痛くて怠い。
だれか…具合が悪いんだ……助けて…………
「綺麗ですよ神子様。ふふ、貴方はこの世界の中心、全ての者に愛される資格のある御方。さあ、早く聖なる乙女の儀式をしましょう。…そして貴方の初めては、この私エイプ・フリーレルが頂戴致しますね。フフフッ」
俺の唇に何かがふれた気がしたが意識を保つことが出来なかった。
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