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第33話 もどかしい ※

「神子様、勇者様を怒らせないようにお願いします。先程も言いましたが…」 「…わかって…る」 「神子様?」 俺の顔を覗き込むな。 エイプを知っている身体がだんだん火照ってきた。 中途半端にこすられてイケなかった身体の熱が腹の中で渦巻いている。 くそっ、行き場のない熱がこもってて尻が疼いてもどかしい。 ヤバイ、駄目だ、俺は男だ………男を欲しがるな。 「あっ………ん………っ!!」 「神子様、すぐにお身体をお清めしましょう。お見せ下さい」 「う…ん………ふあん💗」 「神子様、あまり赤くないですね。身体は少し楽だったんですか?」 「………わからない。早くして💗」 アイツのが粗チ○で痛くなかったけど駄目だった。 気持ち良い所をずっとついてくれればいいのに足りないから、当たったりかすったりで、もどかしかった。 身体の中にずっと熱がくすぶって辛い。 「では、綺麗にしましょう」 「いや、止めてくれ。それは嫌だっ!やめろ、エイプっ!!」 「アクアクリーン!!」 「あががああああっ!!」 水のドリルが尻から腹の中までグリグリと抉るように掃除する。 「もう一度しましょうか。アクア…」 「いやだ、止めてくれ。エイプっ!!」 「ふむ………では中を見せていただきましょう」 尻を上げて中を指で広げられ、覗き込まれる。 何度もしている格好だけど今夜は違う。 だって欲しくて尻がヒクついているんだ。 「あ…あっ………あんんんん」 「中は綺麗になりましたが、周りに少し付いてますね。」 「ひっ…やめてくれっ…」 「大丈夫ですよ。私が舐め取ってあげましょう。」 「なめとる?………んあっ💗」 暖かい唾液をまとったエイプの舌が冷え切った中に差し込まれて気持ちいい。 周りのヒダを丁寧に広げながら舐め回していく。 「んく💗………あっ💗ああっ💗あっ💗」 はーっ、はーっ、もーだめ……だめだ。 じれったい…そんな入り口(ところ)なんかじゃ駄目だ。 もっと大きくて奥まで満たして欲しいっ。 エイプを求めて、脚を自然と広げて受け入れやすい体制をとる。 早く、ここに… 「やっときれいになりましたよ。ここに私の子種が欲しくなってるでしょう?」 「う…ん💗……欲しい💗」 「神子…様…?」 「早く…エイプのを寄越せ」 「神子様っ!!」 エイプは服を脱ぐのも忘れ、襲い掛かるように俺を抱いた。 朝になると、エイプの姿はなく、あの白い花が俺の身体に咲いていた。

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