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第34話 武器を持ち込むな ※
今日も儀式という名のSEXをしなくちゃいけない。
ここで生活するためというのは、わかっているけど………
慣れないな………慣れたくないけど。
昨日みたいな粗チ○だったら身体の負担が少なくて助かると思っていた。
けど、いざしてみたら、中途半端に中をいじられてイケない自分が辛い。
結局、我慢できなくてエイプにおねだりしていた自分が嫌になる。
俺 本当は男が好きなのかな?
ブルブルと頭を振って恐ろしい考えをふきとばす。
「俺は男なんか好きじゃない。俺は男なんか好きじゃない。俺は男なんか好きじゃない。俺は男なんか好きじゃない。俺は男なんか好きじゃない。俺は男なんか好きじゃない」
この異常な世界に洗脳されてしまいそうで言葉に出して正気を取り戻した。
身代わりになる坂井が見つからないのがいけないんだ。
エイプは本当に探しているのかよ。
早く見つけてくれないと本当に神子にされちまう。
今日の相手は平民で木こりのマーチという身体の大きな童顔男。
……さっき見た感じだとアイツも昨日の粗○ン男と同じだろう………
今日はイケなくても人の手を借りないと決めた。
平民のマーチは本格的な風呂に入ったことがなかったらしく、
「そんな汚い身体で神子様の寝所に上がるなんて以 ての外 、今すぐ風呂に入ってきなさい。」
とエイプの命令で強制的に風呂に入れられて戻ってきた。
ガウンから覗く肌は、所々赤くなっていてかなり垢をこすられたようだ。
着慣れないガウンに身の置きどころがないのか もじもじして立っている。
「神子様、あのオレ、初めてなんで…」
「そうか…女を抱くようにしてくれたら良い」
「あの…女ともシタことないです」
「………ふ~ん」
やっぱ、粗○ンか、恥ずかしくて出来なかったんだな。
ベッドに招き入れると恐る恐る入ってきてベッドの隅に寝る。
ガチガチに緊張している身体を撫でてやると不自然に硬いものがある。
「なんだコレ?」
ベッドに武器を持ってきたのか?
コイツの武器は何だっけ?
昨日の粗チ○男みたいに武器で脅されながら抱かれるのは嫌だ。
「ベッドに武器を持ち込むな」
ガウンの上から武器を掴むとマーチが慌てる。
「あっ、あっ、神子様っ、あっ!!」
「………………」
武器じゃねええぇぇぇぇぇ!!!
何だよ、このデカイのはっ!
っていうか武器と間違うほどのサイズって、太過ぎるだろ!
入れられたらマジで死ぬ!
「こんなの無理だっ、デカすぎて入るわけ無いだろ!! 俺を殺す気か!絶対に無理っ!」
「そんな事言わないで下さい神子様。女の子もみんなそう言ってみんな逃げるんです」
「当たり前だろう!そんなモノねじ込まれたら女でも死ぬわ!」
ベッドの中で逃げようとしても体力差がありすぎて逃げられない。
「やめろ、嫌だ。死にたくないっ!」
「神子様から力を貰わなくちゃ、オレが討伐で死んじまう。神子様、我慢してくれ」
うつ伏せにさせられ背後からガウンを捲られる。
「初めてみた。こんな小さなところにオレの入れるんだ」
「入るわけねーだろっ!」
「でも入れないと力が授からないです。すいません神子様、入れます」
何の潤いも与えず蕾に丸太を充てがうと、『ブツン』という音と痛みが走ったと同時に無理やり中に押し込まれていく。
「ひいーーー、ぐああああああああ! ああああああああああ!」
ミリミリと体が割かれるような痛みに声を限りに叫ぶ事か出来なかった。
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