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第48話 長い ※

起きる気力が沸かない。 目は開いているがベッドの中でぐずぐずと埋もれていた。 身体を差し出して生活すると決心したが、すぐに心は折れかける。 この俺が男に抱かれるしかないなんて…。 ドアの外でメイドが「昼食をお持ちしました」と言ってドアをノックする。 朝はエイプで腹が一杯で食欲がなくて断ったけど、昼になれば流石に腹が減ってきた。 何もしなくても腹は減んだな… ドアの鍵を開けると男がいきなり入ってきた。 「うわっ!!」 「昨日はどういうことですか」 「何だ。お前は」 「ハッ?!………顔すら忘れられているとは何たる屈辱…良いでしょうお教えしましょう。昨日貴方と『密契の儀式』をするはずだった ジュン・ローガックスです」 「あ」 昨日順番を飛ばした男か。 昼食を運ん出来たメイドは……ガタガタ震えている。脅して入ってきたのか。 「神子様、申し訳ありません」 「ご苦労だった。お前は下がりなさい」 ジュンの言葉にメイドはビクビクしながら出て行った。 「神子様、俺よりガストー・サオマ様が先なんて聞いてませんよ。あの方の討伐ははまだ先ではありませんか」   「ガストーに急ぎの話があったんだ」 「急ぎの話?話だけなら、俺は昨日『密契の儀式』出来たはずですよね?」 「…俺の召喚された場所まで出かけて人探しをしていたから…色々大変だったんだ」 「そうですか…サオマ様とは儀式はしていませんよね?」 「……」 「やっぱり、私より先にヤらせたのか」 ベッドに連れ込まれて下だけを剥ぎ取られ、脚はジュンの肩に掛けられて降ろすことも閉じることも出来ない。 「待ってくれ!いまは真っ昼じゃないか。夜まで……冷たいっ!…んんっっ」 用意周到にオイルを持ち込んでいたらしく、俺のケツと腹の中にたっぷりと入れ終えた空のボトルを投げ捨てた。 オイルで冷えた腹の中がくるくる鳴り出して痛くて苦しい。 「また俺が後回しにされるのは御免だ。のんびり夜まで待つ気はないっ!!」 「あああああっ」 ジュンのペニスを飲み込まされて乱暴に腰を打たれ、ぬちゅぬちゅっといやらしい水音が耳に入ってくる。 「アアッ、ごっ、あっ、悪かったっ、アアアッ!!」 「今日は一日中ヤらせてもらいますからね。俺が満足するまで」 飯抜きで一日中はキツイ…早く、打ち止めにしてしまえばコイツも出ていくだろう。 「あんっ、良いよぉ、いっぱいしてぇー」 「すっごい体だ、中がキュウキュウ吸い付いてっ…クル!」 「あっ、あん、きもちい、ああん、奥当たってるよぉ」 全然気持ち良くないけどな…今まで抱いた女達のセリフを思い出してコイツのご機嫌取りだ。 「ははは神子様、気持ちいいところ悪いけど、これでもまだ俺のは全部入りきってないんだぜ。」 「あん、ぜんぶ?んんっ?」 「俺のはちょっと長くてね。順番を飛ばされなければ遠慮してあげようと思っていたけど、やっぱり許せないから奥までヤらしてもらいます」 「??」 何いってんだコイツ?? 「ここ当たってますよね?くくくっ💛」 コンコンと奥を突く。 「んんっ💗」 「ここから更に奥に入れていきます。ふんっ💛」 奥に当たっているところからメリメリと腰を掴んで力任せに無理やり中に押し込んでいく。 「あがっ!!……痛いっ、痛いっ、怖いっ、やめ………ぇ゛!!」 「まだまだですよ。やっぱりここ誰も入ったことないんですね?ヤッタ、誰も知らない神子様の中だ💛」 「ごっ、ごがっっ」 「奥に行くほど狭くてきっつい。ははは、まだだよ、まだ。あともう少しで全部中に入ります」 「あぐぅっ」 「俺のは女も入らなくて泣いて謝るんです。神子様の身体は男だから奥までずっと続いているだろう?だから、俺のを全部飲み込めるって凄く楽しみにしていたんです💛」 「うぐぅぅぅぅっっ」 怖い身体の入っちゃいけない所までどんどん侵入してきて、メチャクチャ、痛くて苦しい。 ペニスが喉から出てきそうだ。 「あががっ、ひっ、い゛っ、やめ…」 ごちゅん💛と繋がっているところから周りにオイル飛沫が飛び散る。 「かはぅっ…」 「うー、気持ちいー💛ちゃんとオレのを全部飲み込めましたね💛ゴリ押しで突っ込んで良かった💛今まで中途半端でだったのとは全然違う💛はぁーーーっ💛全部入れるって本当にこんなに気持ちいいのか。一番奥に出したら必ず俺の子供が出来ますよねっ💛」 「あああ、や、止めてくれっ、ひいっ、痛いっ」 「痛いのは最初だけ大丈夫ですよ。ほらぐりぐり💛夜まで長いんだ。奥ここ、俺の形を覚え込ませてあげますよ💛」

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