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勇人の嫉妬②

【勇人サイド】 勇人「森田先生を僕に下さい!!」 A班ミーティングで言い放った渾身の叫びはナースステーションの隅々にまで聞こえ 近くでミーティングをしていたB班はもちろん、処置準備をしていたフリーの先生達にも鮮明に聞こえ大大大注目を浴びてしまった もちろん言葉のチョイスを間違えてしまった事に気づいた時には手遅れだった…… 勇人「かーーー///」 森田「一旦座って。俺も恥ずかしい」 遠藤「勇人大きい声出るじゃないか笑。いつもそれくらいハキハキ話した方がいい」 加藤「笑」 穴があったら入りたい。。。 勇人「あの……その……」 遠藤「勇人が森田先生の事信頼してるのは初めて会った時から感じていたよ?笑」 勇人「………」 遠藤「俺じゃあ頼りなかった?」 それは違う…… 遠藤先生はこのドS集団の中でも唯一のホットスポットで……めんどくさい事も言ってくるけど……何かあったら守ってくれる人 今日だって僕が器具外しちゃって逃げたけど、初めてだから仕方ないよねって気持ち分かってくれた…… ドSコンビにはない柔軟な考えの先生だから正直言って森田先生より何億倍も優しい。 けど…… 勇人「……遠藤先生も大好き…… でも僕、のんびり屋さんだから森田先生みたいな容赦なくびしばしお尻叩くくらいな人じゃないと退院出来ないの」 遠藤「なるほどねー(ニコニコ」 勇人「あと僕のお尻、遠藤先生と加藤先生みたいな手が大きい人は受け付けてないの(ウンウン)」 遠藤「それは頑張って拡張しようね」 加藤「(言われ慣れたフレーズ)」 森田「……勇人、前も言ったけど治療担当医師は選べません」 勇人「…………」 森田「……でもなるべくコミュニケーション取る時間設けるから、ヤキモチ妬くの辞めなさい」 勇人「……はい」 森田「他に言いたいことは?」 勇人「………今日夕飯八宝菜なんだけど、他の野菜頑張るからにんじん残していいですか?」 森田「ダメです。当直の市村先生にも食べさせてって言っておきます」 勇人「はい」

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