【加藤サイド】 佐々木「加藤先生何ボーっとしてるの？」 加藤「たっくんだったらさ、今の勇人に誰を担当に付ける？」 佐々木「勇人は森田先生しかコントロール出来ないんじゃない？」 加藤「やっぱりそうなのかなー？日向は？」 佐々木「日向君のキャラクターをよく知らないけど、どことなく元に似た雰囲気の子だから加藤先生とか？」 加藤「……やっぱりたっくん凄いね」 佐々木「何急に？笑」 愛の告白をした勇人をむげには出来ないため主担当を森田先生に変更 日向と勇人の担当はさすがに大変だし、森田先生の推薦もあって日向は俺が担当することになった 加藤「俺ペアリングのセンスないのかなぁ」 佐々木「珍しく弱気だね？悩み聞いてあげようか？先輩班長として」 加藤「なんかムカつくな笑」 ・ ・ ・ 【勇人サイド】 勇人「市村先生、八宝菜ってなんで八宝菜なの？」 市村「八宝はいっぱいっていう意味。」 勇人「へぇ！！」 ・ ・ ・ 伊織「佐藤先生、あれって何してるんですか？」 佐藤「食事指導。勇人偏食だから放っておくと野菜全く食べないからねー…特ににんじん」 伊織「へー…見た目ウサギみたいなのに」 佐藤「あ！そうそう、明日ほぼフリー室で預かりだからよろしくね」 伊織「え？よろしくとは？」 ・ ・ ・ 【市村サイド】 市村「勇人、おしゃべり終わりにして食べよう」 勇人「分かった」 勇人が食べ始めてくれたのを確認し、6号室へ向かった 今日は悠太が残尿感が酷く頻尿になっているらしいからエコーをあてておきたい 律「市村先生何してんのー？」 市村「悠太は？」 律「トイレ何回も行くのめんどくさいからトイレに篭るって出て行ったよ。 先生ちょうどいいや、俺ちょっと売店行きたい」 市村「ダメ」 エコーを悠太のベッドサイドに置いてトイレへ探しに行こうと考えていると背後に気配があり振り返った 市村「大丈夫か？」 悠太「……ぅん…」 市村「エコーするから横になって」 悠太「……グスン…」 えっ…… 市村「どうした？？」 ・ ・ ・ 【悠太サイド】 何回も今日はトイレに行かなきゃいけなくて疲れちゃった…… 竹内先生も心配して何回か様子を見に来てくれたけど、竹内先生を悩ませたくなくて……元気アピールしてここまで来ちゃったけど、さすがにちょっと限界かもって思って看護師さんに相談しようと部屋に戻ったら市村先生がいた…… B班は佐々木先生、竹内先生って新しい先生達だから……なんとなく明るく元気な子って良く思われたいって張り切ってしまっていたから、ちょっと疲れていたんだよね。。。 このタイミングでの市村先生はズルいよ…… 安心して涙止まらないじゃん