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わちゃわちゃ採血②

【日向サイド】 次どこに逃げるかな…… 佐藤「さてとっ」 佐藤先生この後ろ向きの状態で採血しようとしてる? ひー君遠藤先生を盾にしてるんだぞ?無理でしょ? 佐藤「今日の採血は5本ね」 日向「多いな!」 ガシッ 日向「おん?!」 電話中で片手しか使えない遠藤先生に固定は無理だと思っていたのに、ひー君の腕を脇で挟みやがったー!! 日向「抜けねー!!」 佐藤「さすが遠藤先生笑。助かりまーす」 日向「くわー!!離せっ!」 !!!げっ!!! 加藤「おっ!今日元気そうだねー」 出たーーー!! 加藤「部屋行く手間が省けたー。今日の治療予定なんだけどさ」 日向「今かよ!!」 佐藤「はーい、チクッとするよー」 日向「なに!!!」 チクッ 日向「はぁぁん(クタッ」 ひー君が刺された……刺されてしまった…… 佐藤「大丈夫?」 日向「大丈夫じゃない……」 加藤「大丈夫だよ」 なぬっ!! 加藤「体調良さそうだし、今日は俺がじっくり拡張してあげようと思ってる」 日向「はーー?!何言ってんだ!!加藤先生の治療なんか嫌に決まってるだろ!」 加藤「いいの?そんな態度取って笑。元々今日の治療担当は森田先生だよ?佐々木先生に助言して変えてあげたんだけど?笑」 日向「くっ……」 加藤「どうする?俺の電話一本で治療担当を森田先生に変えることも出来ちゃうけど」 日向「……ごにょごにょ」 加藤「何?笑。全然聞こえない」 日向「……加藤先生で…いいよ」 加藤「んー?笑。なんかその言い方は乗らないなー」 くっそ〜…… 日向「……加藤先生がいいです。」 加藤「お願いします」 日向「……お願いします」 加藤「いっぱい痛くして下さい」 日向「言うか!!」 ・ ・ ・ 【伊織サイド】 伊織「立てる?」     勇人「立てない」 いや立てるよね?! 伊織「じゃあ立ち上がらせてあげるからベッド行こう?」 勇人「一旦森田先生のところ行く」 なぜでしょう…… 伊織「あとで来るよ?とりあえず採血しよう?ね!?」 勇人「しない(メソッ  採血するか森田先生と相談してからにする」 伊織「採血オーダー入れたの森田先生だから」 勇人「……それでもやりたくない(メソッ」 伊織「………単純に採血嫌なだけでしょ」 勇人「(図星)」 伊織「これ以上ごねるならA班連れて来るよ!!」 勇人「………えーーん!!!泣」 やべっ…強く言い過ぎちゃった いや……でも…ここはしっかりしろ俺!! 伊織「泣いてもダメだよ?!やらなきゃいけないの!!!」 勇人「えーーん!!!!泣」 伊織「…………。」 竹内「何!!?なになに??ケンカ?」 伊織「…いや…ちょっと…」 勇人「うえーーーん!泣」 竹内「採血?」 伊織「…はぃ……」 竹内「ほら、勇人抱っこしてあげるからおいで」 勇人「ふぇっふぇっ泣。伊織せんせ…こわっい泣」 竹内「じゃあ採血終わったら一緒にデコピンしてやろう」 ・ ・ ・ 旭さんが勇人を上手くなだめてくれて無事に完了 伊織「旭さんすみません。助かりました」 竹内「すんなり採血させてくれないとイライラしてくるよねー笑。分かる分かる笑。」 伊織「圧をかけたのが裏目に出ました。」 竹内「あるある笑。 勇人、体調悪い時はとことん甘やかさないと拗ねるよ笑」 伊織「今日でよ〜く分かりました。難しいなー……」 竹内「難しいよねー。あの子をコントロールしてる森田先生凄いよね」 伊織「ヤバいっす。。。」

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