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発育
【森田サイド】
勇人の採血結果は昨日と変わらず横ばい
そのわりには……
勇人「(ぐったり………)」
んぅ………
ベッドサイドに座り勇人の背中を見つめながら治療方法を頭の中で組み立てては崩し、また組み立て直しては崩しと、最善策を模索……
そもそもこの数値でこんなにぐったりなるか?
むしろ勇人の年齢ならこれくらいの数値はザラに出るけどな……なんならもっと増えてもいいんだけど。
この体調不良は発育の過程か?
普通の子なら耐えられるホルモン変調についていけてないのか
森田「………勇人ならありえる」
勇人「?(呼んだ?)」
森田「やろっか治療」
勇人「佐々木先生が休もうって言ってた」
森田「それは昨日の話ね?むしろ治療進めた方がいい」
勇人「うぅん…でもなんか……疲れてる感じだからちゃんとできなそう…」
森田「あーそう。」
・
・
・
【勇人サイド】
うん、今日はやっぱりおやすみがいいと思う
こんなに体調悪いの久しぶりだし
うんうん……
森田「触っていい?」
勇人「!!!」
ドッキーン!!
普段そんな事言ったことないじゃん!
改めて聞かれるとさ……
勇人「………ぃぃょ…」
森田「いいんだ?笑」
!!!
オッケーしちゃった!!
あの確認が森田先生の本日最初で最後の優しさだった……
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・
【勇人サイド】
森田「足開く」
ここでやるの?
森田「もっともっと。
左右に倒す」
パタン
勇人「ふぅぅ……」
森田「その呼吸を治療中にしてほしいんだけど笑。」
勇人「……治療の時はできない……」
森田「まだそんな甘えたこと言って」
ジェルの残量が少ないのか強めに数回振り、カチャッとキャップが開いた音が聞こえた。
勇人「うっ……!」
たっぷりと冷たいジェルをお尻にかけられ背筋がブルブルっと震える
ビクン!!
ズボッズボッ
親指?
数回指が深めに入ってきたのを感じキュッと力を入れた
森田「なんでしめるの」
勇人「うおっ!ぁああぁあ!!!」
ちんちんとタマタマをもみくちゃにされ、指を2本突っ込まれた
森田「こういう時にさっきの呼吸するの」
勇人「できっ…ハァハァ…ああぁ!!」
左右にちんちんを振られただけなのに、あっという間に亀頭が顔をだした
今日はいつもより早い……
体調悪いのに森田先生のペースにどんどん飲まれていく……
勇人「ハァハァ……あぁぁゔ!!!」
森田「体力消耗するから声出さないで」
そんな事言われてもっ……
勇人「あゔ…でちゃ…ぅ…でる…あゔぁ泣」
グチュグチュ ぐにゅ
勇人「あぁぅぁあア!ちんちん痛いぃぃ泣」
森田「声出さない!」
勇人「あぁあアァァァ!泣」
窓から差し込む光が一瞬遮られ、チラッと窓を見た
あっ……
佐々木「声抑えようね」
イスに座った佐々木先生にアゴをグイッと挙げられ、ポカンと開いた口に指を2本差し込まれた
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