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治療準備②
【勇人サイド】
困った困った〜泣
勇人「うわー、、、」
フリー室前大行列……
伊織「ごめんね〜明日ね〜」
バインダー持ってメモを取りながら1人ずつ要件を聞いて回る伊織先生の列の最後尾に立った
何人も断られて帰って行く……
もうすぐだ……(ドキドキ…)
伊織「勇人午後予約入ってるでしょ?なんで並んでんの?笑」
勇人「大変なの!!」
伊織「どうしたの!?」
勇人「10時に加藤先生の感度治療があってね」
伊織「うんうん」
勇人「ちんちん剥いてから来てって言われた!!」
伊織「………剥きなー」
次に行こうとする伊織先生のスクラブを掴み引っ張った
勇人「できないから来たの(メソッ」
伊織「できるできる(はい次ー)」
勇人「まってぇ〜(メソッ
青木先生は?」
伊織「レッスン室の中にいるけど、青木先生俺より忙しいよ」
勇人「入っていい?(メソッ」
伊織「いいよ」
・
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【レッスン室】
勇人「…………」
ブィィン ブィィン
バイブの音しか聞こえない……
勇人「………あおき せんせー」
…………シーン……
勇人「青木 せんせーー!!」
………シーン………
いるホントに?
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【伊織サイド】
予約外は今日ほぼ無理だなー。。。よりにもよって依頼多いし
勇人「(メソメソメソメソ)」
青木先生に断られたなー苦笑。さすがに今日厳しいからな……
勇人「青木先生見つけられない……(メソッ」
あぁそっちのメソメソか。
勇人「伊織先生一緒に探して……(メソッ」
甘ったれー笑。
・
・
・
再びレッスン室
伊織「いるじゃん苦笑」
勇人「!!いた!!」
電話しながら僕の前を素通りしてフリー室へ入って行ってしまった
めちゃくちゃ忙しそうで話しかけにくい……しかも伊織先生またレッスン室の外行っちゃうし……
とりあえず電話終わるの待つしかない……
勇人「!!!」
フリー室の扉が開き青木先生が器具をたくさん抱えながら出てきた
チラッと目が合ったが話かけてくれず、そのまままた素通りされてしまった
勇人「!!あの……青木せんせ……」
青木「なんだ?」
どうしよう……青木先生忙しいせいかちょっと冷たい……
勇人「………………困ってる……」
青木「…どうした?」
勇人「10時に加藤先生の感度治療があるんだけど、それまでにちんちん剥いておかなきゃいけないの」
青木「予約外の調整なら伊織先生がやってるから相談しろ」
勇人「自分で剥いてって言われた……でも出来ないの……」
青木「……悪いが今日は本当に時間調整してやれない。勇人だけ特別に時間設けるわけにもいかない」
勇人「…………」
青木「♪〜♪〜」
胸ポケットからPHSを取り出し電話をし始める青木先生……
どうやら電話相手は佐々木先生みたい……
青木『勇人困ってるみたいだから対応してもらいたい』
勇人「!!!」
佐々木先生に依頼してくれた!!★
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