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最終関門
日向「いいなーはーちゃん……退院なんでしょ??」
勇人「うん、明日退院」
日向「ひー君も退院したいなー」
勇人「できるよ絶対。」
日向「ひー君のこと忘れないでね」
勇人「忘れないよ ひー君のことも悠太も元も律君もソラのことも……あと先生たちのことも絶対に忘れない」
日向「……元気でね…」
勇人「ひー君も元気になってね……加藤先生の事信じて治療すれば必ず退院できるからね……」
日向「勇人ありがとう」
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3日前………
最終テスト………
最終テストは森田先生と2人きりで……
初めて森田先生と出会った検査室2番……
僕は初めてここで森田先生と出会い、一生忘れないであろうあの検査を受けたんだ……
立たせられて、自分でピストンしろって言われて……お尻に突然指を突っ込まれて……
今思い出しただけでもブルブルって震えちゃうくらい怖かったな……
でもあれから…森田先生と過ごしていく中で先生の優しさと絶対の安心感にどんどん惹かれていった……
先生の手が気持ちよくって……いっぱい触っていてほしくって……
できるかな……僕にも…森田先生みたく……自分自身を気持ちよく癒すことが……
ガラガラ!
上下青いスクラブ姿の小柄な森田先生……
僕にとくに声をかけるわけでもなくいつものように手を洗っている
森田「最終テストね。射精出来たらおしまい」
淡々とした検査説明に……ただ座って見ているだけ……
暖かいはずの検査室がなんだかヒンヤリとする感覚……
勇人「………グスン……」
森田「泣くなら辞める?退院の話はなし」
佐々木先生みたく優しく声をかけてくれることはもちろんない
勇人「グスン……」
でも僕はこんなめちゃくちゃ怖い先生と一緒にたくさん痛いことを頑張ってきたんだ
勇人「出来ます!泣」
森田「これ以上泣いたら減点」
鬼ー!!!
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