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第3話-2 *友情じゃねえ**

「本当か? 本当なのか? 友達じゃなく?」 「お前は俺の親友で、俺の相棒で、俺が好きな奴だ」  俺はこの気持ちに好き以外にどんな名前が付くのかはわかんねえ。だけどレンが大事なのはわかる。レンが望むならなにをされても良いって思うぐらいに。 「ああ。いぶき。今のが嘘だなんてもう言わせないぜ。好きだ。好きなんだ。お前の全部が」  レンの熱い舌が俺の身体中にキスをふらす。濡れた指先が俺の後ろに回った。 「ひっ……」  冷たい感触に思わず悲鳴をあげそうになった。  つぷっと骨ばった指が俺の中へと挿入してくる。違和感が半端ない。 「慣らさないとさ、傷をつけたくないから。ゆっくりするから」  耳元で優しく声かけられて耳から犯されるような錯覚が起こる。 「はっ……はぁ……はっは……」  息を吐くことで痛みと苦しさを逃そうとしてみる。レンの指の本数が増え何やら探るような動きになってきた。 「ふぁっ? ぁぁっ」  急にビクッと身体が跳ねた。 「ここか?」  レンが嬉しそうに声を上げる。 「え? な、なに? ぁっまた……ぁぁっ……っ」 「イイんだな? 男には前立腺って場所があるんだ」  執拗に擦られて射精感が高まる。やめて欲しいようなやめて欲しくないようなぐちゃぐちゃな感情が入り混じる中、身体だけが高みに昇っていく。 「ぁっ。ぁあ! だ、だめっもっ……レンっ!」  ビクビクと震えながらレンの腹のあたりを俺の白濁が汚す。 「俺の指が……いぶきをイカせ……たんだな? 嘘みてえだ。俺が……」  レンがぶつぶつ言いながら呆けている。 「はぁはぁ……レン……?」 「……っ。いぶき……そんな顔で俺を煽ってるのか?」 「へ?」  何を言ってるんだ? 俺が今どんな顔をしてるって? 急にギラギラとした雄の顔になったレンが指を抜き自分自身をあてがってきた。 「んぁっ……やぁ」 「いぶきっいぶきっ……可愛いっ!」  ええ? レンのモノってこんなに太くて長かったか? みちみちと俺の中を広げるように挿入してくる。圧迫感が半端なくって目が白黒しそうだ。 「んぁっ……おおきい……」 「馬鹿っ……それ言ったら俺が止まらなくなるぞっ」  いや、もう止まらないだろうが! 「はっ……きっつい……くっ」  目の前でレンがつらそうに息をとめてる。レンも苦しいのか?  「ごめ……レン。俺……どうしたらいいか……わから」 「ぁあ……いぶき。こんな時まで俺を気遣ってくれるのか」  苦笑するレンが妙に男臭くって、またカッコいいなって思っちまう。俺の方こそ本当はコイツを離したくなかったのに。もうこうなったら逃してやれねえ。未だ力が入らない腕をレンの背中にまわした。

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