22 / 200
第22話 二人の時間
傑のごつごつした長い指が後孔を探る。人肌に温めたローションを身体中に塗って、とても気持ちがいい。
「傑、マッサージ上手。気持ちいいよ。」
「身体中、私のしらないところがないように、全部見せてごらん。」
「傑の指が気持ちいいの。凄い!指が入ってる。や、恥ずかしい。気持ち良くて。」
礼於の身体が感じているのがわかる。
「もっと気持ち良くしてあげるからね。」
「あっ、傑イキそう。」
傑の時間をかけた愛撫にカウパーもヌルヌルになっている。
「一回出すかい?いいよ、私の口の中に出して。」
「あ、あ、あ、出ちゃう。」
挿入しないのに凄く感じている。
「ボクの中に傑も来て。あ、あー。」
傑がゴムをつけてゆっくり入ってくる。
「激しくしないよ。優しく入れる。
痛くないかい?」
傑の大きなものがキツそうに入って、遠慮がちに、動く。
「どうしたの?いつもより、ゆっくりだね。」
「ここを休ませてあげようと思ってるのに、また、入れてしまった。ごめんよ。礼於が休むひまがない。」
礼於が自分から抱きついて奥まで入るように腰を密着させて来た。
「おっと、ダメだよ。壊さないように扱ってるのに乱暴だな。そんなに締めるなよ、イッてしまう。」
「うふふ、あ、あーボクの中にたくさん出して。」
やっぱり二人で夢中になってしまう。
腕の中で果てて、グッタリした礼於は、傑の征服欲を満たす。
「私だけのものだ。誰にも渡さない。」
ともだちにシェアしよう!