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飛び出してきた屹立を両手で包まれて、危うく吐息を漏らしそうになる。
「手と口でシてやる」
言われて慌ててその手を引き離した。
「それならあんたもだろ?」
手を伸ばして腰を引き寄せると、お互い膝立ちになってピタリと下半身がくっつく。
グリグリと数回擦り付けてから獅子谷の紐を解いて、俺もボクサーパンツを脱ぎ捨てた。
「一緒にイくぞ?」
再びピタリとくっつけて、熱い獅子谷のモノと合わせて手の中に収める。
「ほら、あんたも手貸して」
獅子谷に笑いかけると、獅子谷も手を伸ばしてきて一緒に握った。
俺の左手は獅子谷の腰、獅子谷の左手は俺の胸に添えられてお互い右手で二つの屹立を扱く。
裏筋が擦れて気持ちいい。
意外と早くイってしまうのは避けたくて、お互いの先走りをクチュクチュと音をさせながら纏わせた。
まぁ、滑りがよくなって更にヤバい気はするが。
「んっ……は、ぁ……」
眉を寄せて吐息を漏らす獅子谷が色っぽくてグッと俺の質量が増す。
「っぁ……まだ、デカくなんのかよ」
獅子谷がこっちを見上げてきてその口をキスで塞いだ。
俺の手の中でドクドクと脈打つ二つのモノ。
熱い獅子谷の口内を探って舌を絡めながら手を速める。
「あ、待て!……っ……ダメ……くっ、イくっ!!」
ビクンと震えて腰も軽く振っていた獅子谷が動きを止めた。
「いいからイけよ!」
俺はその引こうとする腰を押し戻して、お互いの屹立は手で固定したまま腰を動かす。
切羽詰まっている獅子谷がかわいくて仕方ない。
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