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番外編 寂しがり屋のひとりえっち♡(4)★

「はっ、ぁ……ん」 「はは、すげえな。どんどん入ってく」  楽しげな口調で言いながら、さらに奥へと押し進めてくる。  一人で興じていたときよりもずっと気持ちがいい。羞恥と快楽で頭がぐちゃぐちゃになってしまいそうだ。 「い、やだぁ……そんな、いれちゃ……」 「嫌じゃないだろ? ほら、もう全部入っちまった。このサイズ、どう見ても初心者向けじゃないよな――っとにやらしいヤツ」 「あ、あぁぁ……っ」  根元まで入ったところで引き抜かれる。ずるずると内壁を擦られる感覚に、侑人はたまらず身悶えた。  こんな玩具で感じているところなど見られたくはない。そのはずなのに、息をするのも忘れるほど感じてしまう。 「たっ、高山さん、それだめ……っ」 「なんで? 気持ちよさそうに腰揺らしてるくせに」 「んあっ――」  抗う言葉も虚しく、再びアナルビーズが挿入された。抵抗しようにも、高山が太腿をがっしりと抑え込んでいて、身動きなど取れやしない。 「や、だ……っ、も、抜けって……」 「だから、俺にも楽しませろっての。せっかくバイブまで付いてるみてーだし、使ってみてもいいよな?」 「!」  先端には確かにモーターが付いており、電源を入れることによって振動する仕組みになっている。  ただし、侑人はなんだか怖い気がして触ることすらしなかった。だというのに、今の状況ときたら――想像するだけで恐ろしくなる。 「だ、だめ、ほんとにだめっ!」  必死に首を振って拒絶してみせるが、どうにかなるはずもない。高山は聞く耳持たずといったふうに電源を入れたのだった。 「ひあっ、ああぁ……!?」  ブウゥンという鈍い音を立て、内壁に密着したビーズが絶え間なく震え始める。  内側からダイレクトに伝わってくる、あまりに強すぎる刺激。今まで感じたことのない感覚に悶えるも、高山は意地悪に笑みを深めるばかりだ。 「可愛いな。オモチャでこんなによがっちまって」 「や、やだ……っ、あぁ」 「こーら、脚閉じようとすんな。ここからがイイところだろ」  言って、高山はアナルビーズをまたもや引き抜こうとする。  次の瞬間、激しい衝撃が体を襲った。 「あああぁあっ!」  ビクンッと大きく仰け反って、侑人は悲鳴じみた声を上げる。  バイブレーションの効果は絶大だった。あっという間に絶頂へと押し上げられて、ぷしっぷしっと自身から強制的に体液が吐き出された。 「すげ、止まんねえな。そんなに気に入ったのか?」 「あ……いや、待っ――あぁ!」  凄まじい快感に一瞬意識が飛びかけるも、すぐに引き戻されてしまう。  高山は手を緩めることなくアナルビーズを動かしてくる。奥まで押し込んでは、また引き抜いて――そのたびに高みへと追いやられていく。もはや侑人は悶え狂うしかない。 「も……むり、やめ……あ、あっ!」 「っは、もうこれで何度目だよ? 俺のよりよっぽどいいんじゃないのか?」 「あ、いやぁ……っ」 「うん? オモチャと俺と、どっちが気持ちいいんだ?」  アナルビーズを揺すりながら詰問する高山。  侑人もいよいよ限界だった。快楽で満たされた頭では何も考えられず、息も絶え絶えに言葉を紡ぎだす。 「……た、高山さんのがいいっ。ずっと――さびしかったあ……っ!」  その答えに満足したのだろう。ようやく玩具による責め立てが終わって、入れ替わりに高山の大きな体が被さってきた。 「なら、うんと可愛がってやらねえとな」  高山はネクタイを緩めつつ、舌なめずりしてみせる。その姿のなんと雄らしいことか。  見惚れているうちにも、カチャカチャとベルトを外す音が聞こえてくれば、自然と呼吸が荒くなってしまう。  早く、早く欲しい――そんな思いで腰を浮かせれば、ぽっかりと開いたままの後孔に熱いものが押し当てられた。ぬちゅっと濡れた音を立てて、高山が体内に入ってくる。

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