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12.※小スカ

向けられた先に鏡があったことで、愛賀は風呂場に連れて行かれ、風呂用の椅子に座った客の上に足を開かされたままで跨る形でいることが遅れて分かった。 しかし、惚けているような目、上気した身体、痛めつけられ、快感を得てしまっている責め具が取り付け、挿れられている姿が映し出されている現実を突きつけられ、今すぐにでも逃げ出したい羞恥があったものの、それが興奮する作用を齎したようで、前のが責め具で制限されているというのに、痛いぐらい反応した。 「気持ちよく感じるのはまだ早いぞ、このメス犬が」 「あっ、はぁんっ」 顎を掴んでいた手を、ベビードールの胸部分を割り開くとそこから触れる仕様となっているのだが、ぷっくりと膨れた乳首を強く摘まれ、甘美な声を上げた。 風呂場ということもあり、さっき以上に自身の淫らな声が響き、より一層羞恥を煽られる。 必要以上に弄られ、悶え苦しんでいた愛賀からふっと離した時、力が入っていた身体が緩み、どっと疲れがのしかかった。 「お前は乳首を弄られても漏らすほど善く思ってんのか」 「⋯⋯は⋯⋯っ⋯⋯え⋯⋯」 何のこと、と思っていると「鏡を見てみろ」と言われ、ゆるゆると顔を向けた。 限界まで開かされた足の間。透明な淫具に包まれたふしだらな自身からちょろちょろと出ていたのだ。 それが尿だと段々と理解した時、頬が熱くなるぐらいの恥ずかしさを覚え、次にどうして自分が気づかないうちに漏らしてしまっているのだろうと困惑してした。 「扇情的な顔をしてんな。まぁ、嬉ションするほどだもんな。そんなにも出したいのなら、もっと出してもいいぞ」 ほら、と煽るように身体を揺さぶる。 出してもいいと言われても、見られているという意識をしてしまったら、たとえ意思に反して出でしまっている状況から自ら出すことはこの上ない辱めだ。

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