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★第1話 大学生の朝

※この物語は『高校生日記』の続きです。 朝起きると、横にハルマがいる。 ベットはシングルサイズをそれぞれ用意して、一部屋にまとめた。 引越し直後で親が出入りしてた時はそれぞれ端っこに置いていたが、来なくなってからは二つをくっつけた。 ハルマが布団を頭までかぶって寝ている。 起きる予定の時間よりは早いけど、可愛らしい寝息にムラムラしてきた。 ハルマの布団に潜り込み、お腹を触る。 すべすべで、くびれがエロい。 パジャマのズボンの中に手を入れると、ハルマも朝立ちしている。 「……朝っぱらからだけど……いいかな…?」 「う…ん…。」 ハルマは、まだ眠りの中っぽい。 俺も寝起きでぼんやりとしたまま、ハルマにくっついて、体をまさぐっていく。 興奮してきた。 ハルマがこちらに背を向けたので、ハルマのズボンを下げ、バックの姿勢になる。 極々自然に挿入する。 寝起きのボーっとした感じに快感が混ざって気持ちいい。 「あ…ん……あっ…。」 ハルマの脱力した色っぽい声に煽られて、動きも早くなる。 あっという間に果てた。 「……ハルマ……おはよう。気持ちよかったよ……。」 ハルマを後ろからギュッと抱きしめる。 なんだろう、今日のハルマからは、もうエロい匂いがする。 そう言えば、キスしてなかった。 ハルマを仰向けにして、唇をむさぼる。 柔らかくて、小さい口元。 唇ではんで、舌で舐めて、寝室にチュッチュッと音が響く。 ハルマが俺の頭に手を回し、さらに唇を密着させて舐めてきた。 いつものハルマは、俺のキスを味わって一人興奮していることが多いが、今日は俺にもサービスしてくれるらしい。 急に舌を入れられて、口内を犯される。 「んっ……あ……はっ……!」 思わず声が出た。 強気なハルマにちょっとキュンとする。 二回戦……できるかな。 二人とも目が覚めて来てるし、せっかくだからもう一回……。 「ハルマ……もっかいできる?俺、興奮してきちゃったよ……。」 息を切らしながら言った。 「いいよ。まあ……僕は、ハルマじゃないけど。」 唇を離して、はじめてしっかり顔を見た。 相手は、カシワギ先輩だった。

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