595 / 1491

ー雪山ー24

 確かに他の人のモノとはあんまり見た事がないのだが、流石にこの年になって望自身のモノの大きさ位は分かっているのだから、それと比べてみたら一目瞭然だ。 確実に雄介のモノの方が大きいに決まっている。  望は雄介に指先を舐めてもらいながら左手で雄介のモノを掴み、ゆっくりと雄介のモノの先端へと舌先を近付ける。  望がペロリと雄介のモノの先端部分を舐めると雄介は体をビクつかせる。 「……なぁ、雄介、これだけでも気持ちいいもんなのか?」 「そりゃなぁ、本当に好きな人にやってもらっておるんやから、そりゃ気持ちええに決まっておるやろ? とりあえず、先端もええねんけど、口の中に入れて……」 「あ、ああ、おう……」  望の方は多分、雄介のモノを口の中に入れるという行為に対して緊張しているのかもしれない。 だって望からしてみたら、こんな事一回もした事がないのだから。  望は雄介のモノを口の中に含むと雄介のモノが望の口の中に大きく広がっているようだ。 それでも精一杯なのにも関わらず、 「望……っ! 顔、動かしてみて……!」  そう雄介は望にそう言うのだ。  これ以上、どう動かしていったらいいのであろうか。 っていう位、雄介のモノは望の口の中にある。  とりあえず雄介に言われた通りに望は顔を動かして前後ろに動かし始める。  すると望の上の方にいる雄介の口からは切羽詰まったような声が聴こえて来る。 とその瞬間、雄介は今まで掴んでいた望の手を離すのだ。 「ん……ぁ……望……下手な訳ないやんか……めっちゃ……気持ちええって……。 ん! んん! ほんでな……もっと舌使ってくれたらもっとええねんけどなぁ」  雄介は初めて雄介のモノを舐めてくれている望の姿を瞳に収めようとしているのか、背中側に自分の手をベッドへと付いて望のそんな姿を見ていた。  今は夜。 窓からは月明かりが差し込んでいる。 部屋の電気はさっき消したばっかりだ。 だから今は月の明かりだけで楽しんでいる状態でもある。  でも月の明かりとは十分明るいのか雄介のモノが望の唾液で反射してキラキラと光ってみえるのだ。 それが更にいやらしさを醸し出しているようにも思える。 「な、望、そろそろ……俺の方も望の事気持ち良くさせてあげたいんやけど……」 「ん……? それって……?」  望は雄介が言ってる事がよく分かっていないのか。 首を傾げながら雄介の事を見上げる。

ともだちにシェアしよう!