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囚愛Ⅳ《雅side》5
近くにあったベッドにエリックを押し倒す。
「《この部屋でするんですか?》」
お互いの部屋はあるものの、いつも寝るときは共に寝室を使うからエリックは戸惑う。
「《寝室まで移動する時間が惜しい。あの時もここで朝まで抱き合ったよね》」
「《私は酔ってて覚えていませんが…》」
「《いつもと違う雰囲気でさ。ほら、ここ最近色々あって抱いてなかったし》」
そう言いながらキスをして、エリックの部屋着を脱がそうとする。
エリックはそのキスを中断して言った。
「《ローションをとってこないと》」
「《持ってきたよ》」
こうなるだろうと思って、事前に準備させていただきました。
いや、だってエリックがプロポーズを断る可能性なんて無いと思ってたし。
「《もう―…ここでする気満々だったのですか?》」
「《うん。てか風呂上がりのエリック色気がやばい》」
お互い着衣は意味を成していないことに気付き、服を脱がせ合って全裸になる。
バスソルトのおかげかエリックの肌はいつも以上に綺麗で、もうそれだけで興奮している俺がいた。
エリックの髪を撫でながらキスをして、耳を指で弄るだけで吐息が漏れる。
「《ふ…あっ…》」
そしてその唇を耳へ移動させ、耳を舐めながら右手で乳首を弄る。
唇で耳を噛んだり舌先で弄ったりしながら、乳首を優しく摘まんで軽く引っ張ったり、人差し指で突起を往復させるだけで喘ぎ声が大きくなる。
「《あっ!んん…は、アッ…あっ、ん…アッ!》」
「《可愛い声。もっと聞かせて》」
「《や、あ―…乳首、や―…んんっ、あぁっ、は…》」
嫌だという乳首に唇を移動させ、唾液を垂らしてわざとジュルジュルと音を立てて吸ったり、舌先で転がしたりしながら、もう片方の指で同じように弄ぶとエリックは体をのけ反らせた。
「《みや―…乳、首…いや…ぁ、ん!あっ、あぁっ―…》」
「《嫌なら止めようか?》」
そして全ての動きを止めてエリックを見つめた。
エリックは恥ずかしいのか返事をしない。
そんな何も発しないエリックの口を自分の口で塞いだ。
舌を絡ませ、唇を動かし、唾液を送り込んで。
しばらくキスだけを続けていると、俺の下半身に刺激が走った。
エリックが自分の足先で、硬くなった俺のモノを弄り出した。
我慢汁でヌルヌルしている亀頭を足指で包み込んだり、裏スジを足の甲で上下させたり。
何この誘い方。
興奮するに決まってるじゃん。
俺はエリックに負けじと再び乳首を舐めながら、片方の手で硬くなったエリックのモノを扱いた。
「《あっ―…アァッ!ん…は…》」
「《エリック、足が止まってるよ。動かして》」
乳首を噛みながらそう言うも、乳首と下半身同時に快感がきているエリックの足は止まった。
「《みや、び―…アッ…んんっ、あっ、アッ…》」
ああもう感じてるエリックの顔可愛い。
我慢出来ない。一回イカせちゃお。
そう思って俺は、乳首を吸いながら舌で転がし、もう片方の手で乳首を摘まんだり弾いたりしつつ、手コキをして3箇所同時に攻めた。
「《あっ!アァッ!み…雅っ!イ…クッ、イく!イクッ!》」
体をビクビクさせて絶頂に達したエリックを眺めながら優越感に浸る。
3年間のブランクがあるからか、エリックを何回も絶頂させたくてたまらなくなる。
性欲の強すぎる雅くんは、近くにあったローションをイッたばかりのエリックのモノに垂らしてまだ扱き続けちゃうんだよね。
「《待っ―…て、みや…び!イッたばっかり…だから!まだ…無理ッ!手、止め…てッ!》」
「《あぁ可愛い。俺の天使》」
俺はエリックの願いを無視して、激しく扱きながら両手で竿を包んで雑巾を絞るような動作をしたり、亀頭を刺激したりを繰り返した。
「《みや、び!それ―…やだ!止め…てッ!おかしくなる!》」
俺が口笛を吹きながら無視してその動作を繰り返すと、エリックの尿道から小刻みに透明の液体が飛び出した。
「《いつ見てもエリックの潮吹き姿は興奮するなぁ》」
「《アッ!アァッ!いや、だっ!手、止め―…ぅあ!ふ、アァッ!んんっ》」
ヌチュヌチュと音を立てながら潮を吹いて体をのけ反らせて。
「《や、ぁ―…!止まらなっ―…い!ひぁっ!アッ、あッ!あっ、アァッ!手、放し…てッ!》」
こんなエリックの姿を見れるなんて俺は幸せ者だなぁ。
「《あっ―…は、―…止ま…った…はぁ…はぁ…》」
全速力で走った後みたいに、エリックは息を切らしている。
俺はそんなエリックの顔元まで移動して、息を切らしているその口に硬くなった俺のモノを差し出した。
エリックは状況を察知して、まだ呼吸が整っていない状態で俺のモノを口に含んだ。
「《お利口だね、エリック》」
舌を使って亀頭を舐め回したり、途中で大きく息を吸いながら顔を付き出して奥まで入れようと頑張ってくれている。
俺もあんなエリックの姿を見て、さっきから爆発しそうだったんだよなぁ。
頭ぐっと掴んでイラマチオしたいけど、さすがに疲れたエリックにそれは可哀想かな。
エリックのペースで一度イカせてもらおうか。
そう思いながら、俺はローションをエリックの乳首に垂らして乳首を弄る。
「《んっ!―…ふ、ぁ…ん》」
乳首を弄られながらフェラしてるエリックも絶景。
呼吸を整えたエリックは口と手を使って俺をイカせようとする。
あ、イキそ―…
そう思った瞬間、エリックが口と手の動きを止めた。
「《簡単にはイカせない…雅》」
さっきの潮吹きを怒っているのか、仕返しに焦らそうとするエリック。
「《へぇ》」
そう言われてもねぇ、俺もうイキたくて仕方ないの。
「《!!》」
気付くと俺は結局イラマチオをしていた。
「《んぐっ、ンンッ!―…んっ、んっ…んんっ!んっ―…!》」
片手でエリックの乳首を弄りながら腰を動かし、エリックの頭を掴んで数秒後には喉奥で果てた。
ズルリと自分のモノをエリックの口から抜き取ると、俺の目を見てエリックが言った。
「《雅の精液…私の口の中じゃなくて、ここに欲しかったのに…》」
そう言って自分の腹部をさすって挑発する俺の愛しい人。
普段真面目なくせに、一体いつこんなに淫乱になったのか。
その挑発に簡単に乗せられてしまう俺はまだ子供だなと思いながらエリックにキスをした。
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