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初体験その2
「ぼくの…握ってみて…」
「あ…」
シュナのペニスを握らされる。僕のよりずっと大きくて、芯があって、ドクドクいっている。
別の生き物みたいだった。
「すごい…」
「君がすごくエッチでかわいいからこんなになったんだよ…」
「そんな…」
「これを君のお尻の穴に挿入して…中で擦って…射精して…気持ちよくなりたいんだ…」
「え、で、でも…は、入らない…」
想像していたより、先輩の勃起したペニスは大きかった。
「みんなしてることだよ…ほら、あの子だってあんなに小さいのに、お尻の穴におちんちんを挿れられて、すごく気持ちよさそうにしてる…」
向かいの壁の方のベッドで、高等部の先輩にお尻を犯されて喘いでいる男の子を指して、シュナは言った。
確かにあの子は積極的にセックスを楽しんでいる。
僕よりずっと、年下なのに…。
「あん…あん…っ!ぼく、気持ちいいよぉ…せんぱい…好き…好き…!もぉ…もぉ出ちゃうぅ~~っっ!」
シュナが続けて言った。
「それに、初めてでも気持ちよくなれるように、特製の魔法薬を挿れるから、誰でもすごく気持ちよくなれるよ…」
「特製の…魔法薬…?」
「魔法学で習ったことを応用すれば、誰でも作れるものだけど、それを挿れるとアナルが清浄にされて、溶け出して滑りやすくなって、筋弛緩効果もある…だから、ちゃんと挿入るよ…」
「で、でも…あ…っ」
シュナの指が僕のお尻の穴に触れて、優しくなでさするようにした。それからだんだん力をこめてマッサージするようにする。
それは少し気持ちよかった。
指が入ってくる。
「う、く…」
「力を抜いて」
「うう…っ…はあ…はあ…」
指が抜かれ、代わりに何かが押し込まれた。それはぬるんと容易に入ってきた。
これが特製の魔法薬だろうか。
また、指が入ってくる。
「うん。濡れて、いい感じだ」
「ん…っ、ううん…」
僕の足が大きく開かれて、その間にシュナの腰が入ってきて…。
滑った独特の感触が、お尻の穴に押し当てられた。そのまま入ってくる…!
「ああぁぁ~~…っっ!!」
「く…う…まだキツい…けど…ああ…いいよ…」
僕は必死で呼吸をして、重苦しさを逃した。
苦しい。
けど、微かな快感が確かにそこにあった。
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