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初体験その1

シュナの部屋には先客がいて、それは二人部屋だから当たり前だけど、ルームメイトの高等部の少年が、初等部の愛らしい小さな男の子を膝の上に乗せ、激しく揺さぶっていた。 それはとても倒錯的な光景だった。 精通も訪れていないような、まだまだ未成熟な肉体の男の子が、自分で小さな乳首をつまんでいじり、あえかな喘ぎ声を漏らして性の快感に身を委ねている。 男の子の背後から手が伸びて、小さなペニスをクチュクチュと扱いていた。 「あ…あ…!んん…あん…!せんぱい…いいよぉ…っ」 鼻にかかった高い声は、とても扇情的だった。 シュナが僕に気を使って言った。 「場所を変えようか?それとも、今日はやめておくかい?」 「あ…いいえ!」 僕は僕に今出来る精一杯で、シュナの胸に抱きついた。 「今日…今から大人に…してください…」 「うん」 シュナのベッドに二人上がって、服を脱いでいく。 同性どうしだが、これからセックスをするために脱ぐというのと、壁の向かいのベッドから聞こえる喘ぎ声や息遣いに僕はドキドキして、緊張して、喉が渇いてきた。 シュナがそれをわかったように、枕元の水差しから水を注いだコップを僕に差し出してくれた。 「あ、ありがとうございます…」 「これで、緊張をほぐして」 ごくごくと飲み干す。爽やかな酸味と少しの苦味が感じられた。シトロンなのだろうか。 それを聞くと、シュナは答えた。 「カカロの実を浸けた水だよ」 「えっ…それって…」 魔法学の授業で習ったばかりだ。それは催淫効果のある実だったはず…。 一糸纏わぬ姿になった僕を、シュナは優しくベッドに押し倒しながら言った。 「君がこれからどんなに乱れても、この水のせいだよ…」 「あっ…」 素肌と素肌が触れあい、口づけられ舌が侵入してくる。 僕も舌をそっと絡めるようにしてみた。 「ん…ふ…」 唾液が混ざり合う。胸や脇腹を掌でまさぐられ、僕は性的な高ぶりを感じた。 「あ…ん…んう…ん…!!」 シュナが位置を調整し、わざとペニスとペニスがぶつかるようにする。粘膜と粘膜が触れ合うそれはあまりにも強い初めての快感で、僕は枕に頭を押しつけ、いやいやと言うように頭を振った。 「や…あ…っ!これ…」 「キモチイ…ッ!これ、嫌い…?」 「あん、好き…好き…でも、気持ち…よすぎて…ヘンな気持ち…!こわいぃ…っ!」 僕が僕でなくなって、遠くへ行ってしまうような不安に襲われる。でも、もっと先を知らなければならない。 「はあ…あん…だいじょぶ…だから…セックス…してぇ…」 「かわいいよ…ああ、先っぽ、トロトロ…!」 シュナはもっと大胆に先っぽを擦りつけてきた。 「ああ…あぁ…」 気がつくと、僕も腰を揺らして更なる快感を求めていた。

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