「だっ、大丈夫か？　オウガ？」 「ああっ、うん。大丈夫、ちょっと後ろでいっただけ」 「これからどうしたらいいんだ？」 「うん、ちょっと待ってロンのにコンドームをかぶせて。ロン、そのまま僕のお尻に挿入できる？」 「やってみるが、こんな狭いところに入るかな」 「さっきロンがいじって広げてくれたから、大丈夫」 　俺はオウガを押し倒してオウガの下の穴に挿入してみた、入り口がきつかったがそこを通れば案外簡単に入ってしまった。オウガの様子を見ると苦しそうだが嬉しそうに笑っていた、全部挿入してみたら今度は少し動いてみた。オウガは俺が動くたびに体を震わせた、俺が辛くないのかと聞いたら笑って首を振った。 「ああっ、ロン。僕、今凄く幸せ」 「俺もオウガと繋がれて嬉しいが、辛くないのか？　本当に大丈夫か？」 「ロンが優しかったから大丈夫、それより動いて、もっとロンのこと感じさせて」 「わっ、分かった。そういえばさっきこすってやったのは、この辺だったっけ？」 「あああっ！！　ロン！！　気持ち良いよ！！　もっとして！！」 「うん、俺もお前が締め付けるから気持ちが良い」 　そうやってオウガの弱いところをこすって腰を動かしてやるとオウガが喘いだ、俺も自分のものがしめつけられる感じがして気持ちよかった。しばらくそうしてるとオウガがまたいった、俺は一旦腰を動かすのを止めたが、また動いてと言われたから腰を動かした。オウガが気持ち良さそうな声をあげるのを聞いて、またオウガがいって俺も興奮して射精した。 「ああっ、気持ち良いよ。ロン、でもまだしたいから一旦抜いて」 「おう、分かった」 「ロンのコンドームを変えるね、もう他の人にさせちゃ駄目だよ」 「俺は浮気はしねぇよ、オウガにしっかり惚れてるからな」 「うん、嬉しい！！　じゃあ、また入れて。そして、思いっきり僕を抱いて」 「ん、入れるぞ」 　それからいろいろとオウガと試した、姿勢をかえて体を繋げるのも気持ち良かった。オウガがいつもよりずっと感じやすくなっていて、何度も射精を繰り返した。俺もオウガの中に出入りするのが気持ち良くて、四回くらいいった。オウガは何回いったのか分からなかった、俺が四回目の射精をする頃にはオウガの目がとろんとしていた、そしてもう体はぐったりとしていた。だから、そこまでで終わりにしておいた。 「気持ち良かったぜ、オウガ」 「ああっ、ロン。僕も凄く気持ち良かった、またしたい」 「ん、また今度な。一旦風呂に入ろうぜ、ベッドのほうもシーツを変えなきゃな」 「うん、動けそうにないからロン運んで」 「いいぜ、俺のオウガ」 「ふふっ、ロンも僕のものだからね」 　オウガは何度も射精して腰がぬけたみたいだった、俺はオウガを抱き上げて風呂場まで運んだ。そうしてオウガの方はコンドームをつけてなかったので、精液まみれだったから体を洗うのを手伝った。そうしてお互いに体を洗ったら、ゆっくりとお湯につかった。二人で入っても平気な大きい風呂で良かった、オウガは俺の方を振り向いてちゅっ、ちゅっと可愛いキスをしてきた。 「オウガ、そんなに可愛いことをするなら、俺はこうする」 「うんぅ」 「オウガもキスが上手くなったよな、俺もだけどさ」 「毎日キスしてるからね、上手くもなるよ」 「腰の方はどうだ？　立てそうか？」 「うん、まだロンのものが入ってるみたいな変な感じ、でももう一人で立てるよ」 　オウガが可愛くて俺はオウガに何度も深いキスをした、そしてオウガを支えて湯船から一緒に出た。そうしてお互いに体を拭いて着替えた、オウガは変な感覚がすると俺の腕に捕まっていた。寝室では俺が手早くシーツを変えて、そうして二人でベッドに倒れ込んだ。オウガがすぐにまた俺に抱き着いてきた、俺はまたキスして可愛いその体を抱きしめた。 「オウガ、落ち着いたか？　体は辛くないか？」 「もう落ち着いたよ、下半身が変な感じがするだけ」 「無理させすぎたか？　オウガを抱くのは気持ち良くて、つい」 「うぅ、ロン。大好きぃ、もう本当に大好き！！」 「なっ、泣くなよな。とりあえず俺が本気ってのは伝わったか？」 「うん、分かった。ロンが僕に本気だって分かった、すごく嬉しい本当に嬉しい」 　俺はそう言って抱き着いてくるオウガを優しく抱きしめた、オウガとのセックスは恐れていたほど怖いものじゃなくて気持ちが良かった。オウガの方も満足しているようだし、俺はホッとして眠くなってきた。だからオウガにお休みのキスをして眠りについた、オウガも俺にしっかりと抱きついておやすみと言ってくれた。翌日はオウガのキスで俺は目を覚ました、同じように深いキスを返しておいた。 「オウガ、お前は座ってろ。あー、魚と野菜があるから炒め物にするか」 「ごめん、ロン。まだちょっと腰が変な感じがして」 「美味いお前の料理とは違うから文句は言うなよ、ほい魚と野菜の炒め物それに買っておいたパンだ」 「あー、ロンのこの料理久しぶりー！！」 「オウガは本当に魚が好きだよな、俺も久しぶりの料理を食べるか」 「美味しい！！　昔どおりの味だー！！」 　オウガがまだ腰に違和感があるというので今朝は俺が料理をした、俺のできる料理なんて炒め物くらいだ。だから魚と野菜で昔よく作っていた料理を作った、オウガは久しぶりに食べる俺の料理に美味しいと感激していた。本当に魚料理が好きなやつだ、俺も懐かしい味だと思いながら食事をした。食べ終わったら食器の片付けも俺がした、オウガはちょっと腰に違和感あるけど大丈夫と言っていた。 「本当にハンターギルドで訓練できるのか？」 「もう大丈夫、ロンのものが入ってるような感じがするけど」 「あー、それはすまん。少し長く挿入しすぎたか」 「違うよ、僕が何度もねだったからだよ」 「歩く様子を見る限りではいつもどおりだな、オウガ」 「だから大丈夫って言ったでしょ」 　そうしてハンターギルドについて、アビス退治の依頼が無いことを確かめると、俺たちはいつものように訓練を始めた。最初オウガの動きがぎこちなかったが、しばらくするといつものオウガの動きをするようになった。だから俺も遠慮なく武器はあり、銃は無しの訓練をした。オウガはいつものように俊敏な動きで攻めてきた、俺も思いっきりやり返した。 「はぁ、訓練に支障が無くて良かったよ。ロン」 「確かにオウガを抱く度に訓練が休みだと、体がかなり鈍るからな」 「それって、僕をまた抱いてくれるってことだよね！？」 「ああ、普通に抱くぞ。二十二歳の性欲なめんな、今晩だっていけるぞ」 「うわぁ、嬉しい！！　あっ、でもコンドーム買ってこないと」 「よくそんな物の使い方を知ってたよな、オウガ」 　俺はコンドームに対しての知識もなかった、だからオウガがささっと俺のものに、素早くそれをつけるのを見て驚いたくらいだ。オウガは本で勉強して練習してましたと真っ赤な顔で言っていた、それで今日やるのかどうか聞いてみると絶対すると力強いオウガの返事があった。俺たちは午前中と食事をはさんで午後も訓練して家に帰る途中の店で、オウガは他の物とコンドームを大量に買って帰った。一体どれだけやるつもりなのか、俺はその数を見て不安になった。 「べっ、別に一回で使い切るつもりないから！！　これはお買い得だからまとめ買い！！」