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第21話

【調整室】 速水「今日は誰に楽譜配るつもり?」 山下「サックス」 速水「全員?」 山下「あぁ」 速水「暖にも?」 山下「暖?」 ブピィィー ピピ〜 工口『暖〜それどの音階?もう一回やってごらん』 ♪〜♪〜ぷぴぃー 山下「………あぁ。あの子はまだ渡せない」 速水「1人だけ渡さないとか困るんだけど」 モミモミ 山下「あれパートナーだっけ?」 速水「そう」 モミモミモミ 山下「あきらかに練習不足、何より呼吸が自分のものに出来ていない」 モミモミモミ 速水「ねー」 山下「ん?」 速水「ちんこ揉むの辞めてくれない?しかも股の間に手突っ込まれてるの誰かに見られたら嫌なんだけど」 山下「いいじゃん。一真(かずま)のちんこ可愛いんだもん」 速水「おい///」 ・ ・ ・ 【暖サイド】 工口先輩の基礎合奏平和過ぎた…… 暖「!!!!」 顧問山下登場 『お疲れさまです!!!!』 部員総立ちで鎮まるホール…… 山下「今から呼ばれた者はパートリーダーから楽譜を貰うように」 楽譜…… 山下「クラリネット高山!」 「はい!」 やばい……絶対例の楽譜だ… 今回結構な人数呼ばれてる気がする…… 山下「サックス!」 暖「!!!」 ドキドキ ドキドキ ・ ・ ・ 【速水サイド】 無駄にちんこ揉まれたせいでウズウズする……くっそ… 暖「はやみ…せんぱ…ぃ…(ズーン」 速水「うおっ!びっくりした!基礎合奏終わった?」 暖「終わりました……僕もう吹奏楽辞めようかな……」 速水「……退部届は山下先生が持ってる…」 暖「………(ズーン」 速水「ごめん、冗談も通じないやつだ。どうした?ちゃんと聞くから」 ・ ・ ・ 【暖サイド】 暖「………」 分かってはいたけど呼ばれなかった しかもサックスで呼ばれなかったの僕だけだった。。。 今日は結構な人数呼ばれてたし、初心者も1人呼ばれてたからもしかしたらってちょっと期待してしまった。 山下「暖!ちょっとおいで」 暖「!!!!」 初めて顧問に名前呼ばれた!名前覚えられてるのにもびっくり うぉ……近距離顧問…背高いし肌キッレイ……

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