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第7話
翌日、ラブホで朝を迎えた俺が目を覚ますと目の前に営業マンが俺を見つめていた。
「おはようございます。よく寝れました?」
「あぁ、うん…うん?」
「僕はそろそろ始発で帰るので身支度しますけど一緒に出ます?…あ、自己紹介してないや」
とパタパタと自分の荷物から2枚の名刺を渡してきた
1枚は会社の名刺
もう1枚はどこかで見たことのある名刺だった。
ラブホを出て俺たちは家路についたのだった。
「また機会があれば飲みましょうね」
と営業マンは言い残し去っていった。
(この名刺どっかで…あ…あそこだ)
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