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第1話
今年にさ31歳だったか、おっさんいるんだって。まじかよ、一緒なったら気使うしーめんどくさいな
なにがあって31で新入社員で30
聞こえるわよあなたたち、絶対あの人だよ…
嫌だなペアリング
頑張れそうです素敵な同僚交えて注文運転お客さん宅に医療機関関係商品を注文調整軽いメンテナンスご要望、クレーム対応いわゆるサービス。
新入社員一同転職続いて、ようやく春から一緒に二十歳組とがんばります。
ダルいのはこちらだ、小言と聞いてアドレナリンコントロールしなきゃいけないんだ…
式が終わり、二十歳組四人からヒソヒソ攻撃をされ説明会終わり、トイレ休憩、誰も居なくなった会議室で、水と薬をこっそり飲む。
ゴクゴク…
ふぅ…
ずっと耳にのこる中、事務、注文係サービス外回りわかれ、指導してくださるのはだれなんだろ。
運転外回り主な仕事だ、事故トラブルだけはしないように。
!
[春田です、今日から入りましたよろしくおねがいします。]
[マネージャーの山田だよろしく、一週間隣乗ってアシストしてくれナビは俺が教えるわからないことは聞いてくれ。休憩は]
堅苦しそうな、空気が重い。とりあえずメモをしながら一連の流れを1日終わった。
二人だからか早めに終わり業務携帯で連絡をした。急な注文もあるからな、チェックを忘れずに。
はい…見慣れたコンビニ、一番端に停め小休憩にはいった少し片荷をおとした。
あまりため息をついても失礼だよな。
[飲み物なにがいい]
[お、お気持ちだけで]
[ナマイキだなー小休憩ゆっくりして、タバコ吸ってくる]
タバコか、嫌いなんだよなー…
疲れるな運転は嫌いではないが、結構業者バンだからなめられるな車間距離詰められるから、疲れる…回避していたらお客さん宅に間に合わなくなるしないちいち相手しても会社に来てもな。
ドキドキする、胸が…運転嫌いではない。
いつか俺が一人で、運転して回るんだよな。
大丈夫かな…
無駄無駄、バタン。
[あ、春田は煙草嫌いか?]
[だ、大丈夫です…お気になさらず]
嫌われないようヘラヘラしとけばいいんだよ…
[まぁ力はいるだろうが、珈琲飲めるか]
[ブラックだめで]
[俺も砂糖が入ってないとな]
[煙草とブラック印象でした…すみません、父親がヘビースモーカーなんで]
[お父さん現役なのか?]
[はい、バリバリです]
[俺が指導員で一番上だからな、気使うだろ春田も同期が20だからな]
[はは、若いですねやっぱり…仕方ないです転職族なんで]
[小言は気にするな、なにか言われたらゆってこいよ対象するから。若いやつの気持ちはわからないから、気持ちは凄いわかる春田の、転職もあまり思い出したくないだろうが、俺がそうだったからな。]
意外な話しに話しをしながら、見慣れた景色帰宅した。
見慣れた景色が嫌で親を振り切って東京で仕事についたが、都会の空気読めなくて淡々転職凌いできたが、物価高やらでアパート払えなくてな落ちこぼれ帰ってきたんだ。色んな仕事をしてきたらしい
[すまない自分の話ばかりして]
[ご指導ありがとうございました]
[じゃ報告書だな、事務に]
ふら…助手席から立とうとしたが、視界がくらんで力が抜けてコンクリに手をついてしまった。
[大丈夫か春田]
駄目だ、気持ち悪い。
力が入らない…
腕回して…すみません、謝りながら上司に打算格好みせながら事務にはいった。
受付の同期女の子が、近寄ってきた。
[だ、大丈夫ですか?!]
[茶か飲みやすいの持ってきてくれ]
[はい]
小さいソファゆっくり良くなった、あとから帰ってきたんだろう同期がヒソヒソヘラヘラしながらロッカー室に向かっていなくなった。
本当にたてない日が来るなんてな…
ダサい言われようが、立てないもんは仕方ないか…
冷たいタオルが額にあたる、不器用にたらたら水しぶきがたれる。
上司の優しさ、簡単ミーティングにも参加できず、定時上がり。お疲れ様でしたー山田マネージャーお先に失礼します!
お疲れ、気をつけろよ。
マネージャー、鍵は…あとはやる、お疲れ。
お疲れ様でした、ゆっくり休んでくださいね。
事務の同期女子は優しかった、年下に気を使わせて情けない。
5分くらい目をつむった…
[すみませんマネージャー…]
[連れて帰る無理するな]
[甘えてられません…]
[不体調で帰宅中になにかあったらどうするんだ]
[大丈夫です…]
[大丈夫ゆうやつは、大体大丈夫じゃないんだよ]
ガッと、山田マネージャーに両肩を掴まれた。
ビクッ
す、すまん…力がはいりすぎた。悪かった。
不体調で帰らないと車がそのままだし、朝までってことは。コンビニ、よる。
なんか買ってきた、熱冷まシート出してきたマネージャー
[すまん…冷たいタオル代わりで悪いが貼っとけ野菜食べて寝れば治る、無理なら明日休め。な]
早口にしては、熱ないんだけど…
ありがとうございます…なんだか優しくされるってこんなんだっけ。
またなゆっくり休め。
ありがとうございます
朝迎えに行くな
すみませんなにもかも。
なんかあったら連絡して
じゃ、バタン…
ふぅ……なんだか熱くなってきた、さきにシャワー浴びよう。
運転する日がきた、後ろは見るな。サポート助手席にいるマネージャー、暫く共にした。
ミラーにナンバーうつってるよ、近いなこいつバンだからか。
ハンドルに力が入る、ポンポン、マネージャーの右手が俺の左手に、ドクン…
[後ろ気にしすぎだ…]
[は、はい…]
[俺も最初はイライラしたよ、あぁやって普通に割り込みしてくる、ブレーキは早めにな荷物が壊れるぞ、と、首が飛ぶぞと]
[はは…プレッシャーなってきました]
[今日、焼き肉食いにいかないか]
[は、はい?]
[春田、ま、前!二台目割り込んでくるぞっ]
[わ…!]
キュッと、急ブレーキ気味になってしまった。
お店からの見ていなかったのか、2台目が店から出てきた。ギリギリのとこで追突は免れた
ハァ、ひとりになったら絶対イライラするよな。
こんなんじゃ…。
[すまない余計なこと話したな]
[いえ、普通2台目がいけないですよ見てない証です]
[春田はルールにうるさいタイプだな、分かる気持ち]
[優先順位わからないやつ増えましたよね、本当イライラしますよ当たり前えのように。ハザードもなく]
[運転好きなのか?MT?]
[いえ…限定す、ダサいですよね、]
[それぞれだよ。気にすることはない]
[俺らのときはMTつきだったからなー、趣味は何だ?]
ドクン…き、気を使わせてしまっている。
[車わからないですけど…スポーツカーとか見るの好きです、マネージャーのFDですよね]
[ずっと見てたもんな、初日]
[な、バレてたんすか……すみませんかっこいいな]
[消耗費だらけだからな、もやし生活だよ]
[焼き肉行きましょう、初日のお礼したいですし]
[まさか、お前が奢りる気じゃないよな]
[まさかーはは、ないですよ貯蓄]
[ホントな、物価高すぎるよな…]
帰り道、なかなか対向が途切れなく会社駐車場にはいれなかった。
[お、前期のFDだ]
パッと、対向軽く途切れスポーツカーFDが停まって曲がっていいよとパッシング、道を譲ってくれた。
[若いな運転手、どうも。]
(と、友達だとはいえない…)
軽く手を上げた、目を合わさない。
[お疲れ様でした一週間、どうだ。なにかないか]
わからないこと引っ掛かることとりあえず聞いてみた。
前のコンビニで、さっきのFDが待ってんだよーずっとー。
めんどくさいんだよあいつ、引っ掛かると…。
絶対気づいてやがる…絶対マネージャーの車意識してやがる。
また落ちついたら焼き肉行こう
はい、ブロン。
かっこいいなFD、マネージャー似合いすぎっしょ。彼女いてもおかしくないよな、ピンクのかわいい香水置いてあるし絶対彼女いるっしょ。
とりあえず眠たくなったら休憩な。
あ、マネージャーは帰宅され、そのまま気になったのかたまたまなのか、コンビニに向かってしまった。俺はアイツが大キライだ、苦手意識、ちゃちゃ入れ得意な被害者妄想だからな。
仲良くならないように。
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