66 / 161

第66話 三毛⑥

カウパーとローションで、指1本すんなり入った 「指、曲げるよ?」 「ん」 クイクイと中指を曲げるとアキラは気持ち良さそうによがった 「すごい吸い付いてる。感じてるんだ?」 「ん…ん…」 コノエはアキラの太ももを持ち上げると、カチカチになった自分のモノをアキラの入口に押し当てた 女の子とヤッているようで全然違う コノエはスカートの下で存在を主張する、アキラの見た目からは到底想像がつかないようなモノを見、とてつもない興奮にかられた 「()れていい?()れるね?」 コノエはアキラの返事を待たずに腰を押し込んだ 【アッ】 ・・・・・・ 【ひゃあ…】 「アキラ…」 【ん…ん…】 「お前…」 【はァ…うんっ…ん…】 アキラは上ずった声を発するだけで、聞いているのかどうかすら怪しかった でもこれは知っておきたい そして、できれば本人の口から聞きたい この腰にクル声は唯一無二のものだ 「お前、メイちゃん、だよな?」 アキラの腰の動きが止まった 「ご…ごめんなさい!ごめんなさい!!」 アキラはコノエの首に抱きついていた腕をほどき、また自分の顔を両手で覆ってしまった せっかくセックスに没頭していたアキラを現実に引き戻してしまった コノエは一旦中断して、 「謝らせたいわけじゃないから、俺を信じて?」 と囁き、顔にへばりついているアキラの手をそっと外した アキラは本当に泣き虫だ いまも顔を真っ青にしてポロポロと涙をこぼしている 「もちろん、俺のことは知ってたんだよな?」 アキラが無言でうなずいた 「いつから?」 「青山のカフェで偶然見かけて。あ、コノエくんだって思って見てたら…」 熱心に見ていたのはそれが理由だったのか 「俺はその時アキラに一目惚れしたんだけど」 コノエがストレートに打ち明けると、アキラは今度は顔を真っ赤にしてうつむいた 表情がコロコロ変わるコだ 「でもメイちゃんのことはどこかで気になってて、特に声が…」 「こえ?」 「メイちゃんの声さ、エロいよね」 「それは…」 「そんで、アキラの声も同じ。俺をこんなにさせる声なんて、今まで生きてきた中でメイちゃんとアキラだけ」 コノエは下着を全部下ろした アキラは気づいていなかったようだが、実はさっきは半分ほどしか入っていない プッシールームでも、後ろを向いてプレイしているから大きさだけじゃなく、そもそもそのモノの記憶がアキラには曖昧なのだ 「きゃっ!」 アキラは、自分より倍以上大きいコノエのモノを見て思わず脚を閉じた その仕草がコノエの加虐心に火をつけた (やっぱ男の娘サイコーじゃん) 「その声、もっと聞かせろよ」 コノエは再度アキラの脚を持ち上げると、屹立したものをねじ込んだ

ともだちにシェアしよう!