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第2話 闇のオークション ②
ー尿道プラグを入れ射精管理 40万ー
そして、その文字の下にまた新たな文章が付け加えられる。
ープラグでの尿道攻め 60万ー
雅成の手が前後し始める。
それと同時に雅成の尿道に入っているプラグが差し込まれたり、抜かれたり……。
「ふぁ、あぁぁぁ……ダメ……っ」
立っているのが精一杯の足が、ガクガク震えだす。
「ダメじゃないだろ? なんて言うんだ?」
「気持ち、いい……」
「いい子だ」
拓海は雅成の頭を撫でながら、楔をゆっくりと出し入れする。
弱いところをプラグの先端と拓海の楔で優しくノックされ、雅成は喘ぎ声を発する前に背中を極限まで反らせ達した。射精せずに。
体内で生まれた熱い蜜は行き場をなくし、身体の中で熱い塊となり、頭が真っ白になる。
「拓……海……もっと……」
雅成の口角から液が流れる。
「もっとどうして欲しい?」
拓海は雅成の弱いところを突きながら小さな律動で焦らし、プラグの先端を弱いところに当て、小刻みにノックした。
「ひゃあああぁぁ……ダメ……それ……だめ……っ」
プラグと楔で弱いところを挟まれ、全身が痙攣し始める。
必死に縛られた手首で身体を支えていたが、もう支えきれなくなり、ガラスから手がずり落ちた。
快楽からの涙を流した頬と、今まで散々攻められ、いじめられ、愛撫され赤く染まった硬くなった乳首がガラスに押し付けられる。
「お〜〜」
ガラスの向こうから歓喜の声と、息を呑む気配がした。
すると画面の隅に文字が出る。
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